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ISBN 10 : 4779117674
Content Description
エミリー・ディキンスンはアメリカの女性詩人。生前は隠遁し、わずか数篇を発表したにすぎなかったが、死後に膨大な数の詩が発見された。現在ではアメリカを代表する詩人として高く評価され親しまれている。―9・11、航空機事故、愛する者との死別、心を苛む過去のトラウマ…深い悲しみや苦しみ、恐怖のなかで、ディキンスンの詩が心を癒やし、明日を生きる勇気をくれた。
目次 : 「人間愛の力」―エミリー・ディキンスンの癒やしの手紙/ 救われた人々の領域から―エミリー・ディキンスンと癒やし/ 「夏の盛りにある一日が来た」/ 「気がつく、この意識とは」―エミリー・ディキンスンの現象学の慰め/ 「もし私が一つの心が崩れるのを止めることができたなら」/ それは私を苦しませるのを止めた―エミリー・ディキンスンの慰めの言語/ 破られた沈黙―エミリー・ディキンスンの詩の癒やしの力/ ユナイテッド・エアライン232便の「希望と飛行」/ 円が断たれることのないように―9・11以後、エミリー・ディキンスンを読む/ エミリー・ディキンスン―私である他人/ 「本当に『朝』は来るの?」―苦痛の旅路を照らすランプ/ 「空白の要素」―痛みと実験について/ 空白の要素、こわばった感覚、そして慢性的な痛みの自叙伝/ 人生の門/ 「三日月はそれでも保たれる」―エミリー・ディキンスンと哀悼のつとめ/ 「私自身―中間のことば」
【著者紹介】
シンディー・マッケンジー : カナダ、サスケチュアンのレジナ大学英文科教授
バーバラ・ダナ : 児童文学作家として受賞作も多い。劇作家であり舞台女優
大西直樹 : 東京都出身。1972年、国際基督教大学教養学部人文科学科卒。1976年、アーマスト・カレッジ卒。1981年、国際基督教大学大学院比較文化研究科博士後期課程満期退学、学術博士。現在、国際基督教大学アーツ・サイエンス学部教授(アメリカ文学・アメリカ学)。アメリカ学会理事、日本エミリィ・ディキンスン学会会長、初期アメリカ学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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