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クリーチャー 絵、スケッチ、そしてエッセイ

ショーン・タン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784763024220
ISBN 10 : 4763024221
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界で高い評価を受けている物語作家の一人、ショーン・タン。絵本やグラフィックノベルの作者、画家、デザイナー、さらに映画製作者と多才な活動を続けるショーン・タンが、子どもの時に最初に描いたものがクリーチャー(生きもの)だった。本書は25年間の作品群から、初公開のドローイングや絵画を厳選した、これまでの軌跡をたどる1冊である。
本書の大きな魅力の一つとして、大判の作品掲載は無論、ショーン・タン自身によるエッセイと詳細な作品解説が挙げられる。ショーン・タン作品がもつ暗示的な魅力の源泉に導いてくれる豊富な文章によって、創造性=クリエイティビティのより深い流れに関心のある人は誰でも、大きなインスピレーションを得ることができるだろう。

[目次]
はじめに/迷子たち/仲間(コンパニオン)/神話とメタファー/鳥/おわりに/作品解説/略歴/展覧会歴


《著者情報》
ショーン・タン(Shaun Tan) 1974年、西オーストラリアのフリーマントル生まれ。 絵本作家・アーティスト。 2006年に発表された文字無し絵本=グラフィックノベル『アライバル』でアングレーム国際漫画祭最優秀作品賞を受賞、ショーン・タンの名前を世界に知らしめた代表作となる。 初めて絵と文章の両方を手掛けた絵本『ロスト・シング』を自ら監督しアニメ化した映像作品を2010年に発表すると、翌年の第83回アカデミー賞短編アニメーション部門を受賞。 『遠い町から来た話』でドイツ児童文学賞受賞、アデレード文学賞最優秀賞受賞、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞受賞と世界的な賞を数多く受賞して全世界で注目された。

【著者紹介】
ショーン・タン : 1974年、西オーストラリア州フリーマントル生まれ。世界中で高く評価されているアーティスト。本書は彼の25年以上に及ぶ多才なキャリアが生んだ主要作品の数々から未公開のドローイングまで、自選作品と自身による詳細な作品解説、さらに主要なテーマについてのエッセイを収録した初の画集。主な著書に、文字無しのグラフィック・ノベル『アライバル』(アングレーム国際漫画祭最優秀作品賞受賞)、自ら監督しアニメ化もした絵本『ロスト・シング』(映画は第83回アカデミー賞短編アニメーション部門受賞)、『遠い町から来た話』(ドイツ児童文学賞受賞)などがある。2011年に初来日

岸本佐知子 : 翻訳家。2007年『ねにもつタイプ』で第23回講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    ショーン・タンの作品集。巻末にはタン自身による絵の解説も。さらには半生を語る自伝的エッセイを併録。ショーン・タンのファンには垂涎ものの本。表紙カヴァーは「オーウェン」。タンの絵に通有する優しさと、その底にある哀しみ、生きてあること、今ここに存在することの神秘を物語るかのような絵だ。彼の記憶に残る最初の絵も掲載されている。2匹の恐竜が向かい合う絵なのだが、なんとタン3歳の時に描かれたもの。まさに栴檀は双葉より芳しである。初期の頃には、器物が生命を宿したものが多く見られる。それを描くタンの眼は、慈しみに⇒

  • starbro

    ショーン・タン は、新作中心に読んでいる絵本作家です。著者が、25年間に創作した作品群より厳選した初画集、オリジナリティと魅力に溢れています。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000129182.html

  • たまきら

    ショーン・タンの画集です。彼自身が語る「最初の絵」、作品のスケッチや不思議な「クリーチャー」たちを堪能しました。どこか危険なにおいがするのに、ささやかでも温かなものがある。そんな彼の世界観が多くの絵から伝わってきます。どの絵も素敵ですが、荒波の中猫の額の上で抱き合う人たちを描いた「世界一の猫」という一枚に心を揺さぶられました。16歳になってめっきり体重が減ったロクを抱きしめる度に、同じことを思っているからでしょうか。

  • けいこ

    ショーン・タンの作品とエッセイ、そして自身が作品の解説をしている豪華な1冊。それぞれの作品に意味はあるのだけれど、それを求めるのは無粋なのかもしれない。見る人それぞれに、自由に、それぞれの想いがあればいい。どれも息づかいを感じる『クリーチャー』たちに目を奪われる。この世界観、大好き。そして昔の私のレビューでちょっと盛り上がった社畜の『セミ』はやっぱり日本の文化をヒントにしたらしくて苦笑い。読み友さんから教えていただいた大満足の1冊。感謝です!

  • 練りようかん

    盛り沢山な豪華本。まず見開きの「天国に行く途中」の迫力に惹き込まれ、クリーチャーとモンスターは別物というエッセイにハッとさせられ、あのセミにニンマリして作品解説でまたドローイングや絵画にページを戻す、とっても楽しい時間だった。“帰属意識が支配する世界は居心地のいい場所ではない”など、作品を生む思考の源流に触れられたのがありがたい。彼にとって鳥が特別で象徴が深いように、いいなと思う生き物には高確率で尻尾がついていて、近いものがあるかもしれないと思えたのが発見だ。「顔文字たち」がすこぶる可愛い!面白かった。

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