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Lady Macbeth of Mtsensk : Ingo Metzmacher / Vienna State Opera, Angela Denoke, Misha Didyk, Kurt Rydl, Marian Talaba, etc.(2009 Stereo)(2CD)

Shostakovich

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
C230172
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


アンゲラ・デノケ、インゴ・メッツマッハー/『ムツェンスク郡のマクベス夫人』

ショスタコーヴィチのオペラ『ムツェンスク郡のマクベス夫人』は1930年に作曲が始まり、1934年に初演され各地で成功を収めましたが、スキャンダラスな表現が批判され、1936年にスターリンの激しい非難を受けたことが契機となって封印されてしまいます(後に『カテリーナ・イズマイロワ』として改訂されて上演が許可)。
 1970年代末に初演版がムスティスラフ・ロストロポーヴィチによって演奏・録音され、2009年にはウィーン国立歌劇場で初の同版の上演が行われました。本録音にはその公演が収められており、近現代オペラの第一人者インゴ・メッツマッハーが指揮を担当。アンゲラ・デノケを中心に、クルト・リドル、ミッシャ・ディディクが見事な声を聴かせます。(輸入元情報)

【収録情報】
● ショスタコーヴィチ:歌劇『ムツェンスク郡のマクベス夫人』 Op.29 全曲

 アンゲラ・デノケ
(ソプラノ/カテリーナ・リヴォヴナ・イズマイロヴァ)
 ミッシャ・ディディク(テノール/セルゲイ)
 クルト・リドル(バス/ボリス・チモフェーヴィチ・イズマイロフ)
 マリアン・タラバ(テノール/ジノーヴィ・ボリソヴィチ)
 ドンナ・エレン(ソプラノ/アクシーニャ)
 甲斐栄次郎(バリトン/警察署長)、他
 ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 インゴ・メッツマッハー
(指揮)

 録音時期:2009年10月23日
 録音場所:ウィーン国立歌劇場
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 旧品番:ORFEOR812112

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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ちょっと音が遠いような気もするが、演奏の...

投稿日:2012/12/28 (金)

ちょっと音が遠いような気もするが、演奏の内容はすこぶる雄弁。物語自体は連ドラと同じで、起承転結がとてもキッチリ描き分けられていて、実は解りやすい。レイプの場面もあるが、本筋はそうではない。田舎の地主の婦人の退屈な情景、そして淡々と何の変哲もなく過ぎていく時間、そこに発生した小さな歪=事件が大きくなっていく…ありがちなストーリーだ。それを若いショスタコーヴィチがそのまんま楽譜にし、メッツマッハーがそのまんま音にした。その意味で、これまでのデスクが非現実な雰囲気を醸し出していたのとは真逆の演奏と言える。舞台(映像)を見たわけではないが、このオペラのもう一つの側面を垣間見せてくれるものと言えよう。

小田春永 さん | 東京都 | 不明

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