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監視資本主義 人類の未来を賭けた闘い

ショシャナ・ズボフ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492503317
ISBN 10 : 4492503315
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「監視資本主義」という言葉を生み出したハーバードビジネススクール名誉教授が示す、資本主義と人類の未来のビッグピクチャー。

【著者紹介】
ショシャナ・ズボフ : ハーバード・ビジネススクール・チャールズ・エドワード・ウィルソン名誉教授。シカゴ大学にて心理学の学位を、ハーバード大学にて社会心理学の博士号を取得。1981年よりハーバード・ビジネススクールに参画、同スクールの教授陣のなかでテニュア(終身在職権)を取得した最初の女性の一人であり、寄付講座を持った最も若い女性である。ハーバード・ロースクールのインターネットと社会のためのバークマン・クライン・センターのファカルティ・アソシエイトも務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • se1uch1

    GAFAは利便性をもたらしたかもしれないが、彼らはそれを利用して我々の行動、感情まで支配して、"Big other"となろうとしているとの著書の主張。GDPRのように適切に個人情報を守る戦いを求める思いが600ページにわたり書かれている。Googleが位置情報を一日に数百回も取得していること、GAFAの彼らの利権のためのロビー活動にも驚かされた。今後くるハイパーパーソナライゼーションを便利とみるのかプライバシーの侵害とみるのか、難しいことではあるが、個人情報が搾取される前に議論はされるべき。

  • koji

    「監視資本主義」というインパクトのあるネーミングは、経済書、経済番組で盛んに取り上げられています。その元になった大著です。その定義は難しいですが、(グーグル等)一握りの企業がビッグデータによる行動予測市場の取引から莫大な富を得る資本主義です。それは「新自由主義と結託し、民主主義を攻撃する『異形の資本主義(私の言葉)』であり、著者は舌鋒鋭く批判します。しかもその論の展開は、行動余剰、未来に対する権利、ビッグアザー、道具主義等印象的なWORDを駆使し、緻密です。全面的には同意しませんが、大いに刺激を受けました

  • Kiyoshi Utsugi

    監視資本主義は、人間の経験を行動データに変換するための無料の原材料として一方的に要求され、このデータの一部は、サービスや製品を向上させるために使われるが、残りは行動余剰(本書で頻繁に登場するキーワード)と宣言されて、人工知能と呼ばれる先進的な製造プロセスに送られ、我々の行動を予測する予測製品へと加工され、この行動予測製品の取引から監視資本主義者は莫大な富を得ているとしています。 G、F、Mの順に監視資本主義度が高いような記載になってます。Aも同じように酷くないのか?という疑問は残りました。😀

  • 山口透析鉄

    これも図書館本で、広く読まれるべき本でしょうが600ページ超の大著です。興味のある分野だけ拾い読みするというよりは、やはりきちんと読んで欲しい本でした。 監視資本主義の解説記事やドキュメント番組等は新旧メディアでも散発的なものは見ていますが、言葉を考案した方の網羅的な著書はやはり重いです。ピケティ氏にも言及している通り、新自由主義経済以降にITと結託し、人類の精神も破壊する(自然科学が環境破壊を招いたように)様が豊富な実例で描かれています。所謂4大巨頭、特にGoogleに絞った話が多いです。(以下コメ欄)

  • jackbdc

    読みずらい。巨大プラットフォームに大切なモノが絡めとられる危機感を訥々と語り尽くす。終始回りくどく難解なスタイル。印象に残ったのは現代的監視資本主義をジョージオーウェル的ビッグブラザー(全体主義)と対比する概念”ビッグアザー(道具主義)”であると整理したチャート。例えばイデオロギーのスタイルを前者が政治的宗教で後者は極度の無関心と鮮やかに対象化するので面白味はあるのだが誇張が過ぎる感もあり。趣味的な思考実験の趣き。人権や民主主義の危機感には同意できるがその咎を監視資本主義だけに帰する論調には承服しかねる。

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