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ブックセラーズ・ダイアリー(仮)スコットランド最大の古書店の一年

ショウン・バイセル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560098554
ISBN 10 : 4560098557
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

書店主は毎日がサバイバル!本を買いに行ったはずが、本屋を買ってしまった―。変わり者の店主が、同じく変わり者の従業員とともに、ネット書店時代の荒波に立ち向かう。日々の奇天烈な客、遺品の買取、ブックフェスティバルをめぐる人間模様の波乱万丈。

【著者紹介】
ショーン・バイセル : 1970年、イギリス、スコットランドのウィグタウン生まれ。大学進学で故郷を離れるが、30歳のとき、帰省中に立ち寄った老舗古書店「ザ・ブックショップ」を衝動買いしてしまう。現在は、国内で書店の町として知られるウィグタウンで、ブックフェスティバルの主催者も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ずっきん

    気難しくてひねくれたユーモアの持ち主のスコットランドの古書店主による、2014〜15年の日記。一筋縄ではいかぬ店員との丁々発止に、客との攻防。巨大化する店猫キャプテン。アマゾンとの確執と、ショットガンで撃ち抜いたキンドル。装丁や稀少本の蘊蓄。スコットランドの田舎町の古本屋の日常が、オーウェルの『本屋の思い出』からの引用と共に月毎にまとめてある。ああ、なんて楽しい。あまりに面白いので、1〜2ヶ月分ずつゆっくり読んでいこうと抗ったけど、無理だった。すべての本好きに強力にお勧めする。

  • Willie the Wildcat

    ”ブックタウン”、響きが魅惑。能動的・受動的な、ヒトと本の繋がり。前者のブッククラブやフェスティバル以上に、後者の買取りや値引き交渉などを通した本そのものと、人間考察が古書故という感。価格の主観性に垣間見る古書への熱。江戸・明治の古文書を楽しむ身ですので、共感できる件多々。興味深いのがAmazonと出版社、それぞれとの関係性とその対比。割とマイペースな著者が、何気にレーティングを気にしているのが現代的。思わず笑ったのが、元店員サラの推薦状。まさか提出したとは思わないが、著者ならあり得る?!

  • Panzer Leader

    「本を買いに行ったはずが本屋を買ってしまった」との秀逸な帯書に惹かれない本好きはいないだろう。生まれ故郷の古書店を衝動買いした青年の日常を日記形式で綴る奮闘記。一癖も二癖ある客や従業員とのやり取りを面白可笑しく描いているが、その中にも時折見せる著者の本や人に対する愛情がかいま見えるところが良い。

  • R

    スコットランドの古書店店主による日記。業務日誌のようでもあるけど、もっと私事に寄ったというか、ただの日記だった。毎日何かしらの事柄があり、特段オチをつけることもない思い出した走り書きのようなときもあり、はじめは物語になるのかと思いながら読んでいたので調子をつかめなかったけど、本当にただの日記だと気づいたらがぜん面白かった。客の様子や、店員の様子もコミカルだが、古書店を営むことへの幅広い愚痴などとりとめもない毎日が一年続いていくのが不思議とページをめくらせる魅力に満ちていた。

  • ☆よいこ

    30代の著者が生まれ故郷の古本屋を衝動買いした。それから20年、古本屋はスコットランド最大の古本屋として繁盛している。2014年2月から1年間の日記。どんな客が来たかとか、どの本に問い合わせが来たかなどを書く。地元のニュースや読んだ本の感想などもさらりと書かれる。たまにやってくる野良猫との攻防も面白い。▽途中で飽きて斜め読みした。

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