Octet : Consortium Classicum (1996)

シューベルト：八重奏曲
コンソルティウム・クラシクム
ロマン性豊かな叙情性あふれる名演！

依頼主であるクラリネット奏者フェルディナント・トロイヤーの要求により、ベートーヴェンの七重奏曲に似せて作られた『八重奏曲』。楽章数、楽章配列、調性関係、楽器編成など、多少の相違を除き多くの条件が酷似していますが、旋律の美しさ、明るい雰囲気の心地良さはシューベルトならではの魅力的な要素です。
　このMDG盤は、2011年に亡くなったディーター・クレッカー率いるコンソルティウム・クラシクムによる２回目の録音で、１回目の録音（ＣＰＯ：1983年録音）よりずっとテンポをおとし、ロマン性豊かな叙情性と愉悦性を十分に生かした味わい深い演奏に仕上がっています。（ユニバーサルＩＭＳ）

【収録情報】
・シューベルト：八重奏曲ヘ長調 D.803, Op.166

　コンソルティウム・クラシクム
　　Dieter Klocker(Cl)
　　Karl Otto Hartmann(Fg)
　　Jan Schroder(Hr)
　　Andreas Krecher(Vn)
　　Gerdur Gunnarsdottir(Vn)
　　Christiane Horr(Va)
　　Armin Fromm(Vc)
　　Jurgen Normann(Cb)

　録音時期：1996年12月
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）