シュテファン・ヴァインフルター

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カノッサ 「屈辱」の中世史

シュテファン・ヴァインフルター

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784896943689
ISBN 10 : 4896943686
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

それは番狂わせ?奇襲?煙幕?それとも茶番?
??高名な事件にもかかわらず、その詳細についてはなお諸説入り乱れたままの、1077年「運命の城」カノッサでの「屈辱」の瞬間を再検証するとともに、教皇側、帝国側双方にとっての前後数十年の時の流れを、さまざまな史料を駆使して再現。いわゆる「叙任権闘争」のさなか、刻々と変化するパワーバランスの推移を、「現場」で右往左往するドイツの司教・諸侯たちの目線を交えつつ、コンパクトかつ鮮やかに捉え直した、手に汗握る快著。図版多数。原著は2006年ドイツ刊。

【著者紹介】
シュテファン・ヴァインフルター : 1945‐2018。ドイツの中世史家。アイヒシュテット、マインツ、ミュンヘン、ハイデルベルク大学教授を歴任。初期〜盛期中世、とりわけザーリア朝時代(1024‐1125)研究の第一人者として知られ、90年代以降はハイデルベルクの同僚B.シュナイトミュラーとともに、さまざまな共同研究を精力的に牽引した。企画展の監修や著書・編集多数。邦訳紹介は本書が初めて

津山拓也 : 1962年、佐賀県に生まれる。1990年、東京外国語大学大学院修士課程(独文学専攻)修了。現在、東京外国語大学、早稲田大学、二松学舎大学、國學院大學、中央学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • pushuca

    この本は論争に決着を付ける為に書かれている。

  • Go Extreme

    時宜を得た理念ほど強大なものはない カノッサ―世界を震撼させる出来事 皇帝ハインリヒ三世治下での“世界の一体性” 崩れる一体性―ハインリヒ四世と内戦 社会秩序と統治秩序の変容 グレゴリウス七世以前のローマと教皇庁 教皇グレゴリウス七世は“全ローマ世界”の恭順を要請する 1067年―国王の孤独と司教たちの“新しい信仰” 善人と悪人―価値観の変化、道徳的強制と新たな国王像  国王たちの戦いと教皇グレゴリウス七世の最期 叙任権問題とその展開の諸段階 ハインリヒ五世の裏切り―ふたたび崩れる“世界の一体性”

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