シュテファン・ツヴァイク

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マリ-・アントワネット 上

シュテファン・ツヴァイク

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003243718
ISBN 10 : 4003243714
Format
Books
Publisher
Release Date
June/1980
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

どこと言って非凡なところなどない人間に、歴史は大きな役割をふりあてることがある。虚名のみ高く、毀誉褒貶半ばするマリー・アントワネット。ツワイク(1881‐1942)はその生涯を、あるいは王家の寝所の秘事に、あるいは国民議会の緊迫した局面にと巧みな筆運びで追い、ひとりの平凡人に凝集する壮大な歴史のドラマを展開する。

目次 : 結婚させられた子ども/ 寝室の秘密/ ヴェルサイユ初舞台/ 一語をめぐる争い/ パリの征服/ 国王崩御、国王万歳/ 王夫妻の図/ ロココの女王/ トリアノン宮/ 新しい仲間〔ほか〕

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

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活字ぎっしり、少ない改行で、読みごたえも...

投稿日:2021/07/29 (木)

活字ぎっしり、少ない改行で、読みごたえもぎっちりあります。多少表現が古めかしい所もありますが、新訳よりこちらが好きです。マリー・アントワネットの情報が活字でぎっちり詰め込まれていて、「なかなかフェルゼンが出てこない…」と思って読んでいたら、やっと最後の章で出てきた時には感動的ですらありました。

ぷーにゃー さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希

    マリー・アントワネットという人物について知識がつくと思いました。非凡とは言わず、歴史的に大きな役割を振りかけているようですね。下巻も読みます。

  • detu

    俗に言う傾城の美女かと思っていたが、少しばかり意味合いが異なったようだ。純粋と言えば聞えはいいが単純そのもの。辛辣に言えば本能の赴くまま。上巻通じてアントワネットの人間性を語り、その世間知らずを利用され、いかに臣民を不幸に陥れたかを語る。名家ハプスブルグに生まれルイ16世に嫁ぐという定めは禍福も無いでは無いが世の中を省みる心があれば王朝はもっと生き延びたのかも。もはや民衆の怒りはいかばかりか?上巻最後に現れたスウェーデンの貴公子フェルセン。池田理代子はここのところを描きたかったのだろうと推測。下巻へ。

  • ロッキー

    フランス革命ものを読みたいと思っていたが、中庸な、平凡な人物が歴史の中心人物になると…興味深いテーマだ。マリー・アントワネットは環境が異なれば天真爛漫で愛すべき女性だったかもしれないが、舞台はヴェルサイユ宮殿。まだ幼い少女にはとても窮屈な場所だった。なぜ、時計の指針が文字盤の上を二度も廻るのでしょう?「私は退屈するのがこわいのです」王妃は乱痴気騒ぎを起こし贅に贅を重ねていく日々を過ごしていく。著者の語り口が愉しくこの変はとても面白い。ただ国民は次第に目の色を変え、『頸飾り事件』をきっかけに、巨額の負債も

  • きゃれら

    書店で見かけ、名前は知ってる作家として手に取ったツヴァイクさんの本が面白かったと書いたら、読み友さんから勧められた本。図書館で本当に目にとびこんできた。フランス革命の話は世界史の中でも得意だったし、小学生の頃同級生の女の子たちがベルサイユのばらに夢中だったのも覚えているけれど、人間ドラマとしてこんなに面白かったとは。ツヴァイクさんのうまさもあるだろうけれど、最初は本当にどうしようもない人としか思えなかった主人公に、いつの間にやら感情移入してしまっていた。この上巻の終わりでいよいよ革命勃発、下巻の悲劇へ。

  • ごへいもち

    やっと読了。下巻へ。ツヴァイク、あの頃大好きだったなぁ…( ˙-˙ )

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