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Rise ラグビー南ア初の黒人主将 シヤ・コリシ自伝

シヤ・コリシ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784491053066
ISBN 10 : 4491053065
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

その圧倒的なキャプテンシーは、どこから来るのか―犯罪と貧困の町に生まれ育った男の子は、ラグビーとの出会いで人生を変える。その子は弛まぬ努力と勤勉さでやがてプロのラグビー選手になり、南アフリカ代表にも選ばれるようになる。そして人種の壁を乗り越え、ついに南アフリカ代表初の黒人主将に。2019年にはW杯日本大会で優勝し、名実ともに南アフリカの象徴となる。男はラグビーだけでなく、貧困や暴力をなくすための社会活動にも力を注ぎ、多くの人に勇気を与えている。今、世界で最も注目を集める男の一人、シヤ・コリシ。その改革の物語。

目次 : 第1章 スクールボーイ/ 第2章 ストーマーズ/ 第3章 スプリングボクス/ 第4章 キャプテン/ 第5章 頂点/ 第6章 社会/ 第7章 結束

【著者紹介】
シヤ・コリシ : 現在ラグビー界で最もリスペクトされている選手のひとり。2018年にラグビー南アフリカ代表、スプリングボクスの主将に任命され、128年のチームの歴史ではじめての黒人主将になった。翌年には、チームをラグビーワールドカップ決勝でのイングランド戦の勝利に導く。2020年には妻のレイチェルとともにコリシ財団を立ちあげ、医療関係者に個人用防護具を提供し、南アフリカ国中で食料支援を行っている

岩崎晋也 : 書店員などを経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よしたけ

    貧困層の黒人少年が南アフリカ史上初の黒人主将に上り詰めるサクセスストーリー。人種差別とジェンダー差別に強い問題意識を持ち、積極的に発信活動をしている行動力には頭が下がる。問題児であった過去、酒に溺れた過去など、人間として弱い部分を隠さずさらけ出していることも好感が持てる。南アフリカ出身の黒人であることに誇りを持っていることが強く伝わってくる。本文の大半がW杯等の重要試合の試合描写で締められているのは個人的には残念だが、日本代表を強豪チームとして認め、敬意を表している記述が繰り返し出てくるのは誇らしかった。

  • たまきら

    2019年に彼が率いるチームが優勝した時の感動は今も胸に熱くよみがえる。日本人の私でそうなのだから、南アの子どもたちはあのスピーチを聞いてどんなに誇らしかっただろう。この自伝はこの稀有な選手らしい素朴で誠実な語り口そのままだ。感謝と愛に満ち、過去の自分の愚かさを素直に悔い、社会に貢献するために何ができるかを真剣に考え、実行している姿に感動する。幻滅している時間なんかないのだ、と教えてくれる。巻末の「人生の使命3」にはニヤリ。なんつう男なんだ、こいつは。こいつだから自分は今年、このチームを応援したんだなあ。

  • ひさしぶり

    努力して人生のステージを変えて生きるってイイ。自力のみでは掴み取れなかった事を自覚し感謝する姿勢がイイ。大雨が降ると水が下からあふれてくるような家に生まれ「飢え」と「暴力」が日常からグレイ校へ。憧れのユニフォームを着る選手へ。ラグビー選手だけではない彼の姿は南アの少年らの希望となるだろうと思う。

  • Masaaki Kawai

    初めからよくできた人間てわけじゃなかったけど、そうやからこそ色々な取組ができるリーダーてことかな。南アフリカでラグビーて、ほんますごい大事なもんなんや。2019W杯の描写にすごく迫力がある!

  • おーこ

    ラグビーが好きな私、もちろん彼がスプリングボクスで史上初の黒人主将ということ、幼い頃は恵まれない環境で育ったということは知っていたけれど、更に奥深く彼のルーツを知る本となりました。とても素直に、自分の過去や心の中をさらけ出していて、非常に興味深かった。あの人格者で類稀なキャプテンシーはこうした背景で生まれたのかと思うと、彼の努力とチャンスをしっかり掴む強い気持ち、周りの人々との関係性全てが意味のあるものに感じました。2023年のW杯中に読めて良かった。

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