シャーマン・アレクシー

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はみだしインディアンのホントにホントの物語

シャーマン・アレクシー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784092905146
ISBN 10 : 4092905149
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

インディアンとして保留地で育ったオレは、ある日、ココを出て、白人のエリート学校に通う。それは冒険であり、大きな発見で…。自分の居場所を探し続ける少年のリアルでユニークな生き方を描く。全米図書賞他受賞。

【著者紹介】
シャーマン・アレクシー : 1966年生まれ。ワシントン州のウェルピニットにある先住民保留地で育つ。リアダン校を卒業後、奨学金を得てスポケーンのゴンザーガ大学に進み、その後ワシントン州立大学に転校する。作家としては詩人として出発し、1993年出版の短編集『ローン・レンジャーとトント、天国で殴り合う』でPEN/ヘミングウェイ新人賞を受賞。小説家、脚本家としても活躍中。初のYA小説となる『はみだしインディアンのホントにホントの物語』で全米図書賞など数々の賞を受賞した

エレン・フォーニー著 : 1968年フィラデルフィア生まれ。1992年からプロのイラストレーター・漫画家として活動を始める。シアトルにある芸術大学でコミックスについて教えてもいる。現在はシアトルに住んでいる

さくまゆみこ : 東京生まれ。出版社勤務を経て現在はフリーの翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ケイ

    インディアン保護区で、生まれた時に脳に水が溜まっていて、普通より10本も多く生えてきた歯を医療費の関係でまとめて一日で抜かなくてはならなかった男の子。彼の、タフで、楽しくて、タフで、厳しく、愛のある、笑いと涙の話。しかし、笑えない。先住民がなぜ居住区に閉じ込められているのか。彼らの誇りはどこに?ニューメキシコのグラウンドゼロを訪れた時、その周りにインディアン居住区があることを知り衝撃を受けた。彼らは被曝しているはず。Native Livesもmatterである。

  • 星落秋風五丈原

    BOOKMARK1号紹介。北米先住民作家のアレクシーによれば「70%が事実」とのこと。BOOKMARK訳者紹介文によればこの中で「白人の学生も葬式には出るが、インディアンの自分が出る回数が彼等と比べて格段に多い」という文がある。酒に飲まれている酒飲みという描写があり、いかにもだらしない印象を与える。だから彼等は定職に就けず、低収入で、アンドリューは父親の背広を着ていかなければならないのだと結論づけたくなるだろう。だが、違う。もともと彼等のものだった土地を奪うため、耐性のなかった酒を先住民族に勧めた過去が

  • ワッピー

    シャーマン・アレクシーの自伝的YA小説。水頭症のネイティブインディアンの少年が白人の高校で受け入れられるプロセスの中で、閉塞状況にある居留地の恐ろしい現実が描写されます。家族や周りの人々がすべてあきらめてアルコールにおぼれ、死んでいくのが当たり前の日常では、「あきらめない」ことは並大抵ではない強さが必要ですよね。転校先の白人側が妙に物分かりが良かったり、高校対抗のバスケの試合でかつての親友ラウディを出しぬいてシュートを決めたりという「ほんとかい?」はありますが、主人公のユーモア感覚と明るさに救われます。

  • seacalf

    保留地で育つインディアンの若者について何を知ることができる?この本を通して、その一端にでも触れられたらと思ったが、予想以上に型破りな主人公。そして予想以上に型破りな家族と友人達。どう控え目に言っても悲惨な境遇を強いられている保留地に住む人々と自分達のことを、独特のユーモアを交えて語ってくれる。破天荒なストーリーだけど、ほぼ事実なんだそうな。諦めや悲観の殻から飛び出した主人公アーノルドの行動力が痛快。ネイティブアメリカンに限らず、れっきとした差別が蔓延るこの世の中に、爽やかな風穴を開けてくれる一冊。

  • Ecriture

    2007年全米図書賞YA部門受賞作であり、大ベストセラー。先住民居留地に暮らす主人公が白人が大多数の学校に転校し、白人からの人種差別とインデイアンからの裏切り者扱いの双方に悩みながら成長していく。自慰行為・暴力・アルコール依存症の描写をよく思わない保護者から、子に読ませたくないと学校や図書館にクレームが入りまくることでも有名な一冊。

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