シャルル=フェルディナン・ラミュ

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もし太陽が戻らなければ

シャルル=フェルディナン・ラミュ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336062918
ISBN 10 : 4336062919
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

―太陽が消えてしまうという忌まわしい予言に恐れおののく村人たち。第二次世界大戦前夜のヨーロッパの不穏な空気を漂わせる表題作『もし太陽が戻らなければ』(本邦初訳)のほか、長編『フランス・サヴォワの若者』(本邦初訳)と短編6編を収録。

【著者紹介】
シャルル=フェルディナン・ラミュ : 1878年スイスのローザンヌに生まれ、1947年ローザンヌ近郊のピュイイにおいて没。スイス・フランス語圏を代表する小説家、詩人、劇作家。現在の200フラン札の肖像に選ばれている。アルプスに暮らす農民や牧人を主人公にした作品を数多く発表。代表作に、『アルプス高地での戦い』などがある

佐原隆雄 : 1954年広島県呉市生まれ。東京外国語大学大学院外国語研究科ロマンス系言語専攻修了。専門は、19世紀フランス文学、スイス文学およびフランス語教育法。翻訳書、フランス語圏作家に関する研究論文の他、フランス語教育に関する著書も多数ある。C.F.ラミュ協会終身会員、ラミュ研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ケイ

    薄いバラ色に染まるお嬢さんが湖に入るのを山が見つめる。羊飼いの少年も。月明かりの夜にやってくるセルヴァン達には丁重にね。生クリームを用意してやれ。恋人にあげるための花は、危険なところに咲いていれば美しく見える。正気を失った捨てられた娘は放っておいてやりなさい。短編が優しく、心にそっと触れてくる。中編2つ。「太陽」がなくては生きていけない恐怖が村をつつむ集団ヒステリ。読み手もつられて息が早くなる。「サーカス」の女は手の届かない美しさ。崇拝する偶像を損なうな。手に入らないのなら自ら壊してしまう若さの哀しさ。

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