シャフルザード・シャフルジェルディー

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きみは、ぼうけんか

シャフルザード・シャフルジェルディー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784893097286
ISBN 10 : 4893097288
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

わたしとおにいちゃんは、戦火をのがれて「ぼうけん」の旅にでた。「本にはね、どんな風や雨のなかでも、ぼうけんかはあるきつづけます、ってかいてあるよ」ぼうしと1冊の本を手に、おさない兄妹は破壊された家から、「ぼうけんかのまち」をめざし旅立ちます。おにいちゃんの言葉にささえられ、たどりついたのは・・・。2021年ブラチスラバ世界絵本原画展金牌受賞。苦しい道を「希望」という物語に書きかえる、イラン発・平和を考える絵本。

【著者紹介】
シャフルザード・シャフルジェルディー : 1986年生まれ。作家。幼いころから文学に熱中し、テヘランのシャヒード・ベヘシュティー大学で児童文学とヤングアダルト文学を専攻し修士号を取得。大学卒業後、数多くの作品を執筆している。ガザル・ファトッラヒーとの共著の今作で、2021年プラチスラバ世界絵本原画展で金牌を受賞

ガザル・ファトッラヒー : 1989年生まれ。ビジュアル・アーティスト、イラストレーター。イラン・イラストレーターズ・ソサエティとイラン児童図書評議会の会員。テヘラン芸術大学でグラフィックデザインの学士号を取得。2013年に初の絵本を出版して以来、15冊以上の絵本を手がけ、国内外の数々のブックフェアで評価される。常に新しい芸術言語の探求に意欲的で、伝統的な技法とデジタル効果を組みあわせたイラストが特徴。イラン在住

愛甲恵子 : 翻訳家。東京外国語大学大学院修士課程修了後、10ヵ月のイラン留学を経て、2004年より美術家フジタユメカとともにサラーム・サラームというユニット名で、イランの絵本やイラストレーターを紹介する展覧会などを開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • とよぽん

    ぼうけん・・・人生のいろいろな局面で、この言葉は前向きな内容で使われる。けれども、この絵本では全く違う。紛争や戦争が子どもに及ぼす影響は、計り知れないし心の傷となって長く苦しめる要因となる。登場するお兄ちゃんが幼い妹を守り面倒をみるヤングケアラーそのもので、それも心が痛む。終盤は、疲弊した兄を妹が励まして、ついにぼうけんかのまちにたどり着く。図書館でこのタイトルを見て、どんな内容か想像ができなかった。しかし、その方がこういった絵本を手に取るきっかけになりそうな感じもした。

  • イケメンつんちゃ

    6の2乗 充実した36通りを目指して ドミノ 観ました 二回目の読了 残念ながら 世界のあっちらこっちらで 戦争が ただただ悲しいです 罪なき国民の皆様が 住まいだったり 家族だったり いろんなものが 命がけの避難 ぼうけんとして ただひたすら 正解がわからない目的地を 歩き続けます わからない天敵 大キライな天敵 ひょっとすると 背後から近づいて あっという間に 侵略されますよ 容赦なく ダメ出ししたり 人生全否定したり 罵詈雑言だったり 嘘八百だったり ハカイダーのお友だちは三味線を弾く サトノレーヴ

  • 鴨ミール

    6年生の読み聞かせで読もうかと、一読。意外に文章は読みやすい。はじめに説明がないのと、背景が白黒で戦争の場面とは分かりにくい。最後に著者からのメッセージがあるからそこまで読むとわかるかもしれない。

  • anne@灯れ松明の火

    新着棚で。「2021年ブラチスラバ世界絵本原画展金牌」とあり、手に取った。「ぼうけん」という言葉で、妹の背中を押していく兄。彼自身もまだ子どもなのに、生きるために必死。破壊された家から、「ぼうけんかのまち」を目指し、旅だったふたり。切なく、辛い日々。ずっと耐えて、妹を励まし続けたお兄ちゃんが「うるさい! ぼうけんは もうおわったんだ」と言った時……。 タイトルからは想像しなかった話だった。読んでみて、良かった。平和について、改めて考えたい。ガザル・ファトッラヒー さんの絵はシンプル。訳は愛甲恵子さん。

  • Naomi

    2021年ブラチスラバ世界絵本原画展金牌受賞。 表紙の2人は兄妹。明るい未来へ夢を抱いて冒険に行く物語かと思ったら、なかなか重かった。いや、深いというべきか。おにいちゃん、素晴らしい。

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