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ランドリーの迷子たち セカイへの窓

シャネル・ミラー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784593105496
ISBN 10 : 4593105498
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

迷子のくつしたの持ち主をさがして、ニューヨークの街を歩きまわる!2025年ニューベリー賞オナー受賞作。

【著者紹介】
シャネル・ミラー : 1992年生まれ、作家・アーティスト。アメリカ人の父と中国人の母のもとに生まれる。タイム誌「次世代の100人」、フォーブス誌「世界を変える30歳未満の30人」に選ばれるなど、話題の人となった。本書は児童書デビュー作で、イラストも手がけた。発売後すぐニューヨークタイムズベストセラー入りをはたし、2025年ニューベリー賞オナーを受賞した

ないとうふみこ : 上智大学外国語学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Incisor

    自分をとりまく人たちに目を向けてみたら、今まで気づかなかったことがたくさんあった。ルーツやバックグラウンド、何が好きで、何を大切に生きてきたか。そのひとつひとつは、実はゆるやかにつながっていて、見えないところで自分をあたたかく支えてくれていた。主人公のマグノリアと、友達になったばかりのアイリスが、ランドリーで落とし物になっていたくつしたの持ち主をさがしあてようと、ニューヨークの街をかけまわった夏休み。あらためて今いる地域にも心を向けた。

  • Mipo

    コインランドリーを営む両親と暮らす10歳の女の子マグノリア。夏休みなのに旅行にも行けないでいたら、遠い街から越してきたアイリスと、ランドリーに落ちていたかたっぽの靴下の持ち主を探すのに、ニューヨークの街を探検することになった。マグノリア一家は移民の多いコミュニティに暮らしていて両親の代から一家が温かく迎えられている雰囲気が伝わってくる。地域の大人が、小さかったマグノリアが大きくなった、という話をいつもしたがる場面でそれがわかる。マグノリアが小さい頃にお父さんとお手伝いしたシーンですでにうるうるしていた。

  • くるり(なかむらくりこ)

    父さんと母さんがやっているランドリーに残された片っぽだけの迷子の靴下たち。夏休みのあいだ、することのないマグノリアは、友だちになったばかりのアイリスとふたりで靴下の持ち主を探すことにする。なんてささやかな夏休みの冒険……いいえ、とんでもない。靴下が教えてくれる人生の喜び、悲しみ、悩み、そして希望。おかしくてあったかくて優しくて切ない。答えではなくて励ましをくれる。途中からはずっと泣き笑いで読んでいた。ほんとうに良いお話。

  • 鳩羽

    マグノリアはニューヨークでランドリーを営む両親と三人暮らし。夏休みだけど、仕事に忙しい両親は旅行にも連れて行ってくれず、近い年頃のアイリスを連れてくる。アイリスはカルフォルニアを恋しがっていたが、マグノリアと一緒にランドリーの忘れ物の靴下の持ち主を探す探検を始める。…ニューヨークに住む多種多様な人たちの意外な一面を知っていく冒険は、マグノリアにとって両親やアイリス、友人、自分の気持ちを見つけていく冒険でもあり、自分の身近な範囲のリアリティを掘り下げる行為でもあった。好奇心と行動力が成長を促す好ましい話。

  • shoko.m

    両親がコインランドリー店を経営するマグノリアは、夏休みだというのにどこにも出かけられない。だが、引っ越してきたアイリスとともに店に忘れられた片方のくつしたの持ち主を探す「くつした探偵団」を結成する。くつしたの色や素材、模様から連想して持ち主を探し出すのが、それを通じてマグノリアは周囲の人たちの知らなかった一面を知るようになっていくところがいい。アイリスの「ものごとは見た目どおりとはかぎらない」というセリフがすべてを表しているように感じた。友情、アイデンティティ、親子の愛もしっかり描かれたよい作品。

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