Product Details
ISBN 10 : 4766132270
Content Description
1969年、スウェーデン政府はストックホルム郊外に世界最大の粒子加速装置を完成。地元の人々は、この驚異的技術の成果を「ループ」と呼んだ。本書は、そのループをめぐる奇妙な物語である。シモン・ストーレンハーグは、マグネトリン・ディスク技術で空を飛ぶ船、感情を持つロボット、時空をゆがませるエコー球、そして恐竜までもが現れる1980年代のスウェーデンを描く。幼少期の原風景と、奇妙で不思議な事象が交じり合う。それはノスタルジーとともに、形容しがたい異様なムードを醸し出す。本書は、魅力的なイラストレーションとテキストによって、ループとともに幼い日々を過ごした者たちの記憶やメモを再現した、ストーレンハーグの処女作である。
【著者紹介】
シモン・ストーレンハーグ : 1984年生まれ。2013年に最初の作品がインターネットでシェアされるやいなや、爆発的な話題をさらったスウェーデンの新鋭アーティスト。WIRED、The Guardianなど各メディアからの絶賛を受け、2015年にクラウドファンディング「kickstarter」で自著のキャンペーンを立ち上げてからは、アートおよびSF界で「ストーレンハーグ現象」とでもいうべき状況が起きている
山形浩生 : 東京大学都市工学科修士課程およびMIT不動産センター修士課程修了。開発援助関連調査のかたわら、小説、経済、建築、ネット文化など広範な分野での翻訳および雑文書きに手を染める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Book Meter Reviews
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読了日:2022/06/04
おりすと
読了日:2021/03/20
十二月の雀
読了日:2021/01/14
椛
読了日:2021/06/24
渡邊利道
読了日:2020/11/24
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