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メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち 下 ハヤカワ文庫

シオドラ・ゴス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150206284
ISBN 10 : 4150206287
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
鈴木潤 ,  

Content Description

令嬢メアリは探偵ホームズと、マッド・サイエンティストに造られた「モンスター娘」たちとともに連続殺人事件を追うことになり!?

【著者紹介】
シオドラ・ゴス : 1968年、ハンガリー、ブダペスト生まれ。2002年に短篇“The Rose in Twelve Petals”でデビュー。2008年には短篇「アボラ山の歌」で世界幻想文学大賞を受賞した。2010年に発表した短篇「マッド・サイエンティストの娘たち」を元にした本作『メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち』が長篇デビュー作であり、2018年にローカス賞第一長篇部門を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あたびー

    下巻は怒涛の勢いでストーリーが進む。困窮女性のための施設への侵入、拉致されたフランケンシュタインの娘とラパチーニの娘の奪還、フランケンシュタインの怪物、そしてなんと父ちゃんは生きていた!娘たちはジキル邸での共同生活を始め、それぞれの得意分野を活かして収入の道を図ることに。そこへ舞い込んだヴァン・ヘルシングの娘からの手紙…物語は次の本へと進みます。あなたの推しキャラはだれ?私はダイアナかな〜🤣現実では知り合いになりたくないけど。

  • geshi

    これ3部作の1作目だったのか、と分かる下巻。キャラクターの顔見せとそれぞれの得意なことが分かるぐらいで、怪物の娘たちが揃って力を合わせながら共同生活を始めるところで終わってしまって消化不良感が強く、続き読むかは微妙。貴族の娘でロンドンの暗部に目を向けてこなかったメアリの目を通して貧民街、娼婦を救済する教会、サーカスなど、様々な面を知っていく構造なのが巧い。父親や恋人といった男たちに虐げられてきた怪物の娘たちが発揮していく男性社会での女性の復権の物語としてもよく纏まっている。

  • にぃと

    下巻は登場人物が勢揃い。チームに分かれての行動やそんな彼女たちが全員集合しての大騒ぎがあり、上巻以上に賑やか。登場人物(やその父親)について、元ネタを知っているのは半分ぐらい?だけど解説もあったし原典も読んでみたくなる。それぞれ辛い経験をしてきたマッド・サイエンティストの娘たちがそれでも力強く活躍するのは期待以上に面白かったし次巻も楽しみなので早めの文庫化を楽しみにしたい。

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