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メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち 上 ハヤカワ文庫

シオドラ・ゴス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150206277
ISBN 10 : 4150206279
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
鈴木潤 ,  

Content Description

令嬢メアリは探偵ホームズと、マッド・サイエンティストに造られた「モンスター娘」たちとともに連続殺人事件を追うことになり!?

【著者紹介】
シオドラ・ゴス : 1968年、ハンガリー、ブダペスト生まれ。2002年に短篇“The Rose in Twelve Petals”でデビュー。2008年には短篇「アボラ山の歌」で世界幻想文学大賞を受賞した。2010年に発表した短篇「マッド・サイエンティストの娘たち」を元にした本作『メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち』が長篇デビュー作であり、2018年にローカス賞第一長篇部門を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あたびー

    文庫になったので購入。19世紀末、怪奇界のビッグネーム達の娘(創造物含む)がシャーロック・ホームズと共に連続女性殺人事件(当然現実に起きたあの事件がベース)と「錬金術師協会(SA)」の謎に挑む!オールスターズです。アベンジャーズです。亡母が慈善施設に送金していたことを知ったジキル博士の娘メアリは、そこでハイドの娘(野生児!)のダイアナに会い、引き取る羽目に。その後ラパチーニの娘、モロー博士とフランケンシュタイン博士それぞれの創造物がSAの謎に絡んでメアリの元へ。となった辺りで上巻終わり。

  • geshi

    ジキル博士とハイド氏、モロー博士、フランケンシュタイン、怪物たちの物語を下敷きにシャーロック・ホームズまで足されて怪物の娘たちの冒険が始まるワクワクが楽しい作品。時代背景的に当然のようにジャック・ザ・リッパー事件と絡んで錬金術師協会へと繋がっていく話の広がりにも乗せられ、先へ先へと読ませるエンタメの力がある。ただし時に第四の壁を破って彼女たちの会話(ツッコミ)が入るのがちょっとうるさく感じた。貴族の娘のメアリが正反対の粗暴なダイアナに振り回されつつ”姉„らしくなっていくのが微笑ましい。

  • にぃと

    前々から気になってた作品が文庫になったので。 ヴィクトリア朝ロンドンを舞台にタイトルにある「マッド・サイエンティストの娘たち」が多数登場。上巻時点では物語の輪郭ぐらいしかわからないが、そんな女性たちが時に文章に口を挟みながら賑やかに進んでいく物語はおそらく悍ましい方向へ進んでいくであろう物語とは対照的に明るく力強く面白い。このまま下巻も読んでしまいたい。

  • 杏奈

    女子会しながら皆で小説書いてる感じで、わちゃわちゃして読みにくくはあるけど、女子校みたいなノリで楽しかった。ずっと手に汗握るスリルいっぱいの冒険で何度も読み返したくなる作品。

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