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ラング線形代数学 上

サージ・ラング

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480092878
ISBN 10 : 4480092870
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『解析入門』をはじめ、すぐれた教科書の書き手として定評のあるラングは、プリンストン大学でエミール・アルティンに学んだ代数学者であった。本書もまた学生向けの教科書であるが、他分野への応用を視野に入れつつも、名教師の平易な解説によって、群・環・体の代数的構造を俯瞰する抽象の高みにまで学習者を誘う。

目次 : 1章 Rnにおけるベクトル/ 2章 ベクトル空間/ 3章 行列/ 4章 線形写像/ 5章 線形写像と行列/ 6章 行列式/ 7章 スカラー積と直交性/ 付録1 凸集合

【著者紹介】
サージ・ラング : 1927‐2005年。フランス生まれの数学者。10代のとき家族とともに渡米し、プリンストン大学でエミール・アルティンに学ぶ。ブルバキメンバーの一人。代数学・数論において業績を上げたほか、学生向けのすぐれた教科書の書き手としても知られる

芹沢正三 : 1920年、東京生まれ。北海道大学理学部数学科卒業。国立東京高専、法政大学、実践女子大、山梨大学などを経て、東京高専名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • がりがり君

    最初からこれ読んどけばよかった。理系の基礎教養なんだな。

  • Z

    非数学的なフォロー。ベクトル、行列など数の組に演算を持たせ、それらを数のように扱う。数とはスカラーのことで数の組をベクトルという。数のように扱うのでそれらは通常の数のように写像を定義する。座標を考えると、一つの点(ベクトル)は基底と言われる組の組、とスカラーを掛けたもので表せる。二次元だったら基底としてa(1,0)b(0,1)を選べば、(2,4)などは2a+4bなどと表せる。ここに行列表現が意味をもち(行列はここにかけないが)表したい点をYとし、基底をA,スカラーの組Xとすれば、Y=AXと行列の形にかける

  • 愛楊

    文庫の癖に絶版・価格が高騰しているから、図書館本で読書済みにする。環論や多重線形性まで進めるのが本書の特色っぽい。

  • Z

    良書と思う。欠点、ブルバキメンバーよろしく、直感的な説明が少し少なめ。ベクトル空間、行列式、線形性、部分空間等の進んだ理解は他の書物で補った。いい点はコンパクトに、ここまで知ってたらいいよ、というのを初学者向けに纏めていると思われるところ。線形代数では、アフィン空間(原点のない空間)から始まり、原点を足して線型空間なり距離を定義し距離空間なり作ってなど、のっぺらぼうな空間から普通のユーグリット空間を構成しだすことからはじめる本があるが、ストレートにベクトル、行列の理論から始まり、応用的な話へのジャンプは少

  • 魔魔男爵

    名文引用:「議論に対するアレルギーを持っている読者は、命題の意味を理解するだけにして、その証明は省略することをすすめる」:理解以前に全部読まなくていいと著者も言ってるので、好きなように読んで楽しもう!大学一年生が想定読者だが、高校の復習もしてるので、高校生以下の人も恐れずに読もう!!行列と行列式の復習だけでもいいんとちゃう。80%以上理解出来なかったが、この本読んで、数学憲法ギャグを思いついた「退化していないスカラー積を持つ個人の汎関数を表現する自由は保障する」200P15行目に誤植があるが校閲者も内容

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