Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• caniTSUYO

  読了日：2015/11/09

  オモコロ掲載中のサレンダー橋本氏の漫画をまとめた初の作品。 すでにネットで読んでいたので買う気は無かったんだが、「新社会人よ、窓際を目指せ」という新社会人がクビにならない程度でいい感じに給料をもらえる窓際を目指すという作品の続編が書き下ろしているということで即購入を決定。 渋谷直角（帯コメントも寄せているが）的な自意識をよりエグく、ゲスく切り込んでいるので、そちらをお好きな方は是非ご一読を。 「PTAのバージンメイデン〜貞操の墓場に射す光〜」から「アニマルファッカー健」への流れは秀逸！！

• めぐみ

  読了日：2017/01/29

  自意識に苦しめられる若者に読んでほしいが、ショックが大きすぎて卒倒するかもしれない。

• 仲江市松

  読了日：2016/02/12

  作者と同世代であることも手伝ってか、描かれる作中に漂う空気、雰囲気がとても肌に馴染むというか、「わかる」という感じがすごく強い。でも切り口そのものは作者独特の視点、感性であって、ユーモアに富んでおり、全く飽きさせないところに凄味を感じる。特に語彙、言い回しのセンスには並々ならぬものがあって、切れ味鋭く、風刺的な作風にとてもよく合っていると思う。この作者のマンガをもっともっと読みたいと素直に思える、面白い一冊だった。

• いもせやま

  読了日：2015/11/06

  ネットのニュースサイト等で話題になった「新社会人よ、窓際を目指せ」の続編（完結編）が掲載されているというので購入。本社から段ボールセンターに左遷されたのちの逆島の転落（普通なら成功）人生は、本人がいうように果たして本当にやる気のある後輩丸田だけのせいだったのか。見事に窓際社員へといたったクソ同僚川島と逆島の差は本当になかったのか？期待を裏切れなかった逆島の性格、どうして丸田が川島や他の大卒社員でなく逆島を慕ったのたか、答えはそれが証明してるんだよなぁ。

• junf

  読了日：2017/05/31

  ウェイウェイしている大学生、サブカル知識での殴り合い、意識の高い社会人、性について、あらゆる痛々しい自意識を深く抉りながらバカバカしいギャグへと昇華させています。タイトルが逸脱。恥をかくのが死ぬほど怖くて恥の塊みたいな存在になる自意識の肥大化。サブカル知識の探り合いなんかはオチも含めて傑作。新社会人よ、窓際を目指せとその続編は勢いも内容も面白い。単純な下劣な下ネタ（褒め言葉）が多いが肥大した自意識に押しつぶされてじめじめする漫画も好きだがこれくらいくだらない下ネタで抱えている自意識すらもくだらなく思える。

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