サラ・ヴァン・ゲルダー

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99%の反乱

サラ・ヴァン・ゲルダー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862381842
ISBN 10 : 4862381847
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2011年9月、最先端資本主義国家アメリカで、政治家や識者が起こるはずがないと思っていた何かが起こった。サブプライムローンの暴落、それに続くリーマンショックを経て、さらに肥え太った1%のスーパーリッチ。超格差社会の中で99%の大衆はついに異議申し立てを開始した。ウォール街占拠運動の内実をリアルに伝えるドキュメント。「金融の現在」を鋭く分析した山形浩生の解説も必読。

目次 : ウォール街占拠がいかにすべてを変えるか/ 第1部 ウォール街占拠(ウォール街占拠はそもそもどのようにして始まったのか/ 不可能を可能にする―総意による決定/ 連帯原則―ウォール街占拠全体集会/ 民衆の力の恐ろしさ―ウォール街占拠、最初の1ケ月/ 「ウォール街占拠」に多様性の余地を求める/ ニューヨーク市占拠宣言/ 指導者なし、暴力なし/ 世界で最も重要なこと)/ 第2部 何が変わるべきか(いかに不平等が社会を害し、公平さが万人の益になるか―リチャード・ウィルキンソンへのインタビュー/ 実体経済をウォール街から解放する6つの方法/ 公平な税制―3つの出発点/ 地球にとって優しい、生きられる賃金の仕事を作るには)/ 第3部 私たちには力がある(人と自然の権利を企業の権利より優先するには/ 仕事を片付けるために街頭に出る/ 希望の占拠―死者への手紙/ 選挙運動を支援する10の方法)

【著者紹介】
山形浩生 : 1964年東京生まれ。東京大学工学系研究科都市工学科修士課程修了。マサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務のかたわら、科学、文化、経済からコンピュータまで、広範な分野での翻訳・執筆活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takeapple

    2011年、ウォール街占拠に関わった人たちの声を集めた本。『YES Magazine! 』に掲載されたものだそうだが、当時の空気や人々の様子が伝わって来る。問題は解決されていないけれど、そう行った人々はどうなっているんだろう。日本での政権の様子は、サブプライムローン破綻に向かうアメリカをなぞっているみたいだ。さてどうすべきかが問題だな。

  • むとうさん

    『私たちは99%だ』を読んだ後、そういえば山形訳のウォール街デモ本があったなぁと思って。この本は(当時)現在進行形で書かれていたみたいで、こっちから先に読んだほうが良かったかな。声明文で少数民族とかに配慮せよっていう話は『私たちは〜』にも載っていたので、彼ら的には大事なんだろう。とはいえ、共通の”敵”がなくなった時にどこまで連帯を維持できるかかなりアヤシイし、「人間マイクで復唱していると高揚感が出てくる」みたいな記述はカルトスレスレじゃないかな。もう少し理論的に整理したものを読みたい。

  • 本を読む日々

    短いし、いろんな人が書いているので導入には良い

  • くさてる

    この現象自体の評価はどう定まっていくのか分からない。けれど、その中心にあるごく自然な人々の怒りの言葉に触れることができる。運動そのものよりも、それをもたらすこととなった基本的な部分が改善されることが容易でないことは確かであり、それはまったく他人事でない。自分自身のこととしても考えてみる助けになる一冊と思う。

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