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ISBN 10 : 4794223021
Content Description
自身の父親の死を機に、フィナンシャルタイムズのベテラン記者だった著者は世界各地のさまざまな「葬送」の姿を訪ね歩いた。文化や社会によって死のとらえ方、悲しみ方、儀式のあり方はきわめて多種多様なかたちをもつ。それらの歴史的な経緯もたどりつつ、人間にとっての「死」「死者」の意味を問う。紀行文のように綴られた文章には臨場感があり、多様な死の儀式を追体験するうちに、私たち自身の「死」のあり方を考えさせてくれる。
目次 : プロローグ 父の死/ 第1章 嘆き―イラン、涙の壺/ 第2章 炎の陶酔―パリ、美しい炎上/ 第3章 怖ろしい静寂―シチリア、死の展示/ 第4章 箱の中―ガーナ、夢みる棺/ 第5章 永遠への旅支度―香港、来世への餞別/ 第6章 豚を育てる―フィリピン、集い合い/ 第7章 異国の片隅―カルカッタ、望郷の眠り/ 第8章 骨そして骨―チェコ、とある礼拝堂/ 第9章 再会―メキシコ、オアハカの祭壇で/ 第10章 最終章―小さくきっちりの荷造り
【著者紹介】
サラ・マレー : 作家・ジャーナリスト。元フィナンシャルタイムズの記者。ビジネス・社会・環境の論者としてニューヨーク・タイムズやウォールストリート・ジャーナルなどにも寄稿
椰野みさと : 早稲田大学第一文学部卒。英語教育系出版社勤務を経て、現在は学術書を中心とした編集職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2021/04/12 (月)
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