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ISBN 10 : 4314012048
Content Description
「本は人生をすっかり変えてしまう。この事実を、ほかのどんな現代哲学よりもはっきり証明してみせたのが、1950年代から60年代にかけて世界じゅうに広まった実存主義だった」
1933年、パリ・モンパルナスのカフェで3人の若者、 ジャン=ポール・サルトル、シモーヌ・ド・ボーヴォワール、レイモン・アロンが、 あんずのカクテルを前に、現象学について語り合っていた。 ここから生まれた新しい思想は、 やがて世界中に広がり、第二次世界大戦後の学生運動、公民権運動へとつながっていく――
ハイデッガー、フッサール、ヤスパース、アーレント、メルロ=ポンティ、レヴィナス、カミュ、ジュネ‥‥哲学と伝記を織り合わせたストーリー・テリングによって多くの読者を魅了した傑作ノンフィクション。
27か国で刊行! ニューヨークタイムズ「今年の10冊」(2016年)
【著者紹介】
サラ・ベイクウェル : 英国生まれ。幼少期の大半をシドニーで送った後ヨーロッパに戻り、家族とバックパックで太平洋の島々や東南アジアを旅する。英国エセックス大学で哲学を学んだ後、ティーバッグ工場や書店で働く。キングストン大学大学院で人工知能(AI)を学び、図書館の初期刊本の目録作成者や学芸員として働きながら作家になった。オックスフォード大学ケロッグ・カレッジなどで文芸創作を教えた時期もある。ロンドン在住。2010年に刊行したHow to Live:or a life of Montaigneは、アメリカで全米批評家協会賞(伝記部門)、英国でダフ・クーパー賞を受賞した
向井和美 : 翻訳家。早稲田大学第一文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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