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ナイト・ストーム

サラ・パレツキー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150753740
ISBN 10 : 4150753741
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

わたしが嵐の真夜中に閉鎖された墓地へと向かうはめになったのは従妹のペトラのおかげだ。彼女が指導している少女たちが、そこで罪のない儀式ごっこに興じていたのだ。だがわたしが見つけたのは胸に鉄の棒を突き立てられた男の死体だった。ヴァンパイア殺人!事件はマスコミの好餌となり、わたしはその渦中へ…歴史に秘められた過去の闇と、現代社会の暗部が、ヴィクを追い詰める!ショッキングな展開を見せる最新作。

【著者紹介】
サラ パレツキー : 1947年アイオワ州生まれ、カンザス州で育つ。カンザス大学を卒業後、シカゴ大学で政治学の博士号を取得し、以来シカゴ在住。1982年にV・I・ウォーショースキー・シリーズの第1作『サマータイム・ブルース』で作家デビュー。1988年に『ダウンタウン・シスター』で英国推理作家協会(CWA)のシルヴァー・ダガー賞を獲得。2002年には同賞のダイヤモンド・ダガー賞(巨匠賞)を受賞し、さらに2003年の『ブラック・リスト』で同ゴールド・ダガー賞も受賞した

山本やよい : 同志社大学文学部英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • NAO

    シカゴの女性探偵V・I・ウォーショートスキーシリーズ。吸血鬼伝説からホロコーストまで盛り込んだ複雑でスリル満点のミステリ。いつものことながら、登場人物がとにかく多く、話が入り組んでいて、誰と誰がどのように繋がっているのかなかなか見えてこない。街は選挙直前。テレビでは、移民に対する攻撃的な番組が人気を博している。墓地での殺人事件は歪められて報道され、ヴィクだけでなくヴィクの母親までが誹謗中傷されることに。この作品のテーマは過去の捏造。真犯人はなんとなく想像がつくが、その過去にびっくり。これは予想不可能。

  • アーちゃん

    ハードボイルド&女探偵ものが読みたくなり、2013年に読了した『ウィンター・ビート』以来11年ぶりのヴィクを手に取った。ページ数の多さ(677ページ)と登場人物の多さに怯んだけれど、そこは馴染みのシリーズ、時間はかかったが入り込むとほぼ一気。前作では生意気だった従妹のペトラがしっかりと仕事をしているし、ミスタ・コントレーラスと二匹の犬も健在。ペトラに頼まれてヴァンパイアの”儀式”を行う読書クラブの少女たちを迎えに行くヴィク。胸に鉄の棒を突き立てられた男の死体を発見、調査するが…。最後の最後まで面白かった。

  • Masa

    読了。読むのがすごく飛びとびなってしまって(1週間空けたり、とか)、全体像を把握するのが難しい1冊になってしまいました。それでもクライマックスは一気読みしたのでいろいろ思い出しつつどうにかこうにか。V・Iの物語としては珍しくあっさりしていたな、という印象。どうもいろいろチグハグな感じで、「う〜ん?」なところもあったのですが、ここまできたらV・Iと一緒にシカゴを駆け巡るのが楽しみなので、それはそれで良いのです。今回はあの人物にも変化が。好きなキャラクタなので次作以降どうなるか楽しみ。

  • DONA

    年齢のせいか、疲れてボロボロになる場面が増えている気がしますが、相変らず熱い気持ちをもって突き進んでいく彼女のことがやっぱり大好きです。ページ数の多さで読み終わるのに時間がかかりましたが、最後まで楽しく読めました。

  • niaruni

    このボリューム。少し中だるみの感なきにしもあらずだけれど、語りが丁寧だからだと納得。ミステリーとしてもなるほどと思える造りになっている。アメリカってときどき信じられないほどすてきな人と考えられないほどどうしようもない人が出てくる国だけれど、その様子もしっかりと描かれている。そこがこの作品、このシリーズの魅力でもあるし、パレツキーという作家の良心でもあるのだと感じる。ま、理屈はどうでもいいのです。ヴィクのシリーズに関しては、読めただけで幸せなんだから。

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