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誰も知らない生命 アセンブリ理論が明かす生命とその起源

サラ・イマリ・ウォーカー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492800997
ISBN 10 : 4492800999
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
水谷淳 ,  

Content Description

生命とは何か?
どのように誕生したのか?

世界が注目する最新理論がもたらす
生命観のパラダイムシフト。

生命と非生命を分けるものは何か?
宇宙はどのようにして複雑な生命を生み出したのか?
物理学と生物学の架け橋となる革新的なアセンブリ理論への招待。

「刺激的で興味深い」
――ウォール・ストリート・ジャーナル

「ゲームチェンジャーとなる可能性を秘めている」
――パブリッシャーズ・ウィークリー

「非生命と生命の概念的なギャップを埋める
重要で新たなアプローチを概説する」
――ポール・デイヴィス (『生物の中の悪魔』著者)


【著者紹介】
サラ・イマリ・ウォーカー : アリゾナ州立大学(ASU)ビヨンド科学基本概念センターの副所長で、アリゾナ州立大学(ASU)の教授。生命の起源の研究により、スタンリー・L・ミラー若手研究賞を受賞。ウォーカー率いるASUの研究チームは、生命とは何かを理解する基礎理論を打ち立てることを目的とした第一級の研究所のひとつとして、世界的に認められている

水谷淳 : 翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Yoshi

    地球外の生命はあるのか?そもそも生命とはなんなのだろうか?こういった問いを宇宙物理学者で、異世界生命の研究を行っている著者が解説している。 再帰的に構築された多数のユニークな部品からなる物体を作ることができる、この宇宙でただ一つの存在、それが生命であると言っている。 地球に存在する物体の多くは、いわゆる物理法則と矛盾しないが、それが地球上に存在する理由を説明できない。このような可能であるが可能性の1つでしかない物体を選択的に構築するものを生命と呼んでいる。面白い。

  • yooou

    ☆☆☆★★ アセンブリー理論、ある物資を作るステップ数をアセンブリー指数、同じ物質の量をコピー数としてみた場合、閾値以上に高い数値を持つ物質は生命活動でしか生み出されないというのは非常に面白いと思う。自然界は長い時間の中でこの閾値以上のものを意図せず生み出した。これも良い。しかしこれを実験で自らの手で作り出せると考えているらしいことに物事の本質が理解できてるのかこの人たち?って思いました そんな訳なかろう物質量も時間も足らないハズ 

  • Shinjuro Ogino

    生命の起源についての私にとっては新しい理論。生命と非生命を分ける新しい基準として、著者達はアセンブリ理論を提唱する。基礎的物質から物体を構築する最小ステップ数をその物体のアセンブリ指数(以下略してA指数)と呼ぶ。A指数15以上が生物の目安だ。その算出方法が説明してあるが私にはよく判らない。異世界生命は地球上の実験室でも合成が可能と思われ、その際にも生命と判断できるものがA指数。2025/9/17の朝日新聞に、NASAが火星で見つけた泥岩から微生物を示唆するものが発見されたとあるが、本理論が適用できるか?

  • S

    生命のアセンブリ理論、という新しめの生物理論(というか生命とは何か?という物理理論)の解説、、なのだが、「物理の歴史では〜」とかいらない話が多すぎて(やや苦痛)、しかも肝心なところは正直要領を得ない、、実験の裏付けがあると主張している割にはデータが何も示されていなかったり。部分的には良いことも書いてある気もするが、理論そのものはともかく、読み物としては(読んだけど)ちょっとしんどかった。

  • Aórato

    面白かった〜!丁寧に議論を進めようとするあまり、同じことを何回も言っているので読むのは回りくどかったが、内容はとても斬新だった。曰く、生命とは「この宇宙によって構築され、有限で区別可能な物理的物体として選択されて存在しうるものからなる、高次元の組み合わせ空間」。「私たちよりアセンブリ指数が低いものは「物質的」に、高いものは「抽象的」「情報的」に見える」という概念は応用の幅が広そう。他にもプラナリアとかシャコとかスケーリング則とか、気になる話も盛りだくさんだった。

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