サミュエル・ハンチントン

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分断されるアメリカ 集英社文庫

サミュエル・ハンチントン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087607307
ISBN 10 : 4087607305
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

この国はどこへ向かうのか?「入植者の国」として始まり、白人優位の民主主義で超大国となったアメリカ合衆国。しかし、二十世紀末以降は多様性を重んじた結果、いま、国が分断される危機に陥っているのだ。再び「建国の父」らアングロ‐プロテスタント(白人)文化を重要視する必要性を説く著者。その理由は?差別主義、排他主義へと向かう危うさを孕む現代アメリカを予見した、警告の書!

目次 : 第1部 アイデンティティの問題(ナショナル・アイデンティティの危機/ アイデンティティ―ナショナルおよびその他の)/ 第2部 アメリカのアイデンティティ(アメリカのアイデンティティの構成要素/ アングロ‐プロテスタントの文化/ 信仰とキリスト教/ ナショナリズムの台頭、勝利、衰退)/ 第3部 アメリカのアイデンティティに危機(アメリカの解体―高まるサブナショナル・アイデンティティ/ 同化―転向者、かけもち組、そして市民権の衰退/ メキシコ移民とヒスパニック化/ アメリカを世界と一体化させる)/ 第4部 アメリカのアイデンティティ再生(新旧の断層線(フォルトライン)/ 二十一世紀のアメリカ―弱み、宗教、そしてナショナル・アイデンティティ)

【著者紹介】
サミュエル・ハンチントン : 1927年アメリカ・ニューヨーク生まれ。アメリカを代表する国際政治学者。ハーヴァード大学教授や国家安全保障会議の安全保障政策担当のコーディネーターなどを務めた。冷戦後の世界を予測した『文明の衝突』が世界中で反響を呼ぶ。2008年に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tomoichi

    ブルース・スプリングスティーンのBorn in the U.S.Aが流行っていた頃、私にとってアメリカは輝いていた。そして30年経ちその国は多様性と言う名の悪魔に洗脳され羨ましくも糞もない国になってしまった。「文明の衝突」の著者による本書はなぜアメリカが輝きを失ったかを教えてくれる。バイデン民主党はアメリカの分断を叫ぶが、クリントンに始まる無国籍コスモポリタンがアメリカを破壊し、分断させ、トランプ前大統領を産んだ。これからもアメリカは分断されて行くだろう。アメリカは外部からの圧力に強いが内部はどうか?

  • まさきち

    トランプが大統領になるもう随分前から、アメリカはとても深刻な分断が進んでいたことが分かった。もう10年以上前に描かれている本。きちんと理解するにはあと2〜3回は読まないと分からないことが多そうだと思った。二ヵ国語教育って言いながら結局英語でできる仕事に就けなくなり考え方も学力もついていかなくて、それでもいいやっていうヒスパニックの人たちがいる一方でそれでお金むしり取られるのたまらないっていうWASPの気持ちもわからないでもなくなった。

  • はる

    11月大統領本選の前に読んでよかった。9.11の2001後から2004に書かれたようだ。違和感なく読めたから現在的と言える。ヴァルトゼーミュラーが世界に紹介したアメリカ大陸のイギリス非国教会プロテスタント教徒入植者達の独立とアメリカ人としの自覚。メキシコ戦争で南西部のアメリカへ領土化、南北戦争を経てのアメリカ国家として自覚と移民の受け入れ、移民のアメリカ人化。アメリカに大戦の忠誠を誓う移民。→

  • Curus Persia

    著者は、あの「文明の衝突」を書いた、サミュエル ハンチントンです。トランプ大統領関連で読んでみました。 やや長いですが、読んで損はないでしょう。 一つの国のなかに、どの程度多様性を認めるのかが問題なのでしょう。 アメリカは、人工的に作った国だと言う事を再確認しました。 翻訳は、読みやすいです。

  • バルジ

    戻ってくるトランプ「大統領」を前に、本書を思い出し再読。本書が白人ナショリストの間でよく読まれているというのも頷ける内容。アングロ・プロテスタント文化を軸とするアメリカのナショナルアイデンティティは、サブナショナルなアイデンティティによって揺るぎかつ、移民の「掛け持ち」によって更なる危機を招くという本書の指摘は明快。だが宗教と文化の二本柱でアメリカのナショナルアイデンティティを説くのは、少々無理があるように思える。やはりその「歴史」から来歴を再定義せざるを得ないのではないだろうか。

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