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公爵家の図書係は恋をする コージーブックス

サマンサ・ラーセン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562061488
ISBN 10 : 4562061480
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

40歳で独身のティファニーはつまずいた。よく見てみるとそれは、半分雪に覆われた男性の遺体で、少し前まで公爵家に仕えていたフットマンだった。彼は女癖が悪いことで有名で、メイドたちに手を出し、パブで女性に暴言を吐き、金銭トラブルも起こしていた。ティファニーとも確執があったため犯人なのではないかと疑われたが、逮捕されたのはサミール。さらに彼には、想像もしなかった大きな秘密があり、ティファニーの心は乱れるが、自分の信じる愛のために、犯人を捜すことを決意する!

【著者紹介】
サマンサ・ラーセン : アメリカのブリガム・ヤング大学とノース・テキサス大学、イギリスのレディング大学の学位を持つ。現在は夫と子どもたちと、アメリカのユタ州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ナミのママ

    〈英国貴族の本棚〉シリーズ2作目。前作で幸せを手にいれたティファニーだが、今作ではいきなり遺体を発見するところから始まる。ミステリ色が濃いのかと思いきやティファニーの恋心全開で進展。うーん、あわないかなと思いきや、これが事件にガッツリ絡んでいく。この時代にこんなうまい話しはないだろうと思いつつ、これがほのぼのと心地よく嫌味がない。女性の置かれた立場に触れつつキャラクターで周囲を味方につけていく、うまいストーリー展開。これで完結かな、楽しいシリーズだった。

  • ごへいもち

    お金があるっていいな。この先があったら読むかどうか、どちらでもいい

  • Naoko Takemoto

    コージーブックスのラインナップに時折心をヒリつかせるものがあるが、これも眉間に皺が寄った。これは何世紀の話なのか忘れたが、ある意味フェミニズム文学かもしれない。マーガレット・アトウッドあたりならどう評価するだろうか。前作では女性が一人では生きづらいから兄に変装したティファニーだったが、本作は自分らしく生きているようだ。それでも女性蔑視の世の中は変わらない。ハッピーエンドなので救われた気分だ。物語とは関係ないが、いわゆる『大人の言い換え』が秀逸でビジネスマナーも学べる。翻訳が上手な一冊でした。

  • BECHA☆

    めでたく仕事も家も手に入れたティファニー。本人も周りもサミールとほどなく結婚するに違いないと思っていたのに、サミールにはまさかの秘密が!? 有る朝出勤途中で死体を発見したティファニー。それが前作の事件でお屋敷を追われた元フットマンだったりしたから、犯人の疑いはティファニー、サミールに。奇想天外な時代の事情や偏見にどうやって勝利するのか、現代っ子メアリへの処遇も含め、ティファニーの柔らかな心意気に幸せになってね❣と思う。

  • aiko

    前作『公爵家の図書係の正体』に引き続き、18世紀英国を舞台に図書係を務めるティファニーに降りかかる殺人事件。 女性や肌の色が違う者たちが受ける数々の差別や偏見は今ある問題と地続き。様々なテーマが盛り込まれ、今この時に読めて良かったと思う作品でした。ミステリ部分がデウス・エクス・マキナ的だったりと気になるところはありますが、それ以上に作品に込められたメッセージに打たれる作品でした。 同じコージーの『にせ者が看護師になる方法』やボニー・ガルマス『化学の授業をはじめます。』がお好きな方は合うと思います。

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