Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

• ナミのママ

  読了日：2025/07/15

  〈英国貴族の本棚〉シリーズ1作目。コージーの魅力たっぷりの作品。巻末の「著者の覚書き」にて18世紀のイギリスの時代背景を頭に入れてから読むとわかりやすい。40歳の独身女性ティファニーは突然死した義兄になりすまし公爵家の図書係としてもぐりこむ。階級制度、人種差別、男尊女卑、その中で起きた殺人事件を解明すべく兄になりすまして奮闘する。コージーらしく柔らかい文章展開は理不尽さを味方につける。はらはらしながらティファニーに声援を送り、そのキャラクターに魅了されながら読了。

• ごへいもち

  読了日：2024/11/03

  違和感がある面もあったけれど割と楽しんだ。表紙絵が可愛いな

• Naoko Takemoto

  読了日：2025/01/23

  40歳独身女性ティファニー、兄に傅く生活を送っていた。その兄は公爵さまの図書室で働いているが、ある朝、その兄がベットの中で死んでいた！さあどうしよう、兄に化けでもして働かないと生活できない！それで兄になりすまし公爵家でしれっと働いていたが立ち行き辛くなり、殺人まで起き…てなあらすじ。最近のコージーブックスは社会的で、男尊女卑、肌の色の違い、貧富の差、重い内容を織り交ぜながら、やんわりと問題提議をしているようだ。ただ…この小説は端々に無理があるよ。ビロードの付けボクロと白粉と鬘だけでは私は弟に化けられない笑

• BECHA☆

  読了日：2025/02/28

  のっけから主人公兄に腹が立つのなんのって、18世紀ロンドンのルールをここまであけすけに自己都合に引き付けてるのを読んだのが初めてだったからですね。ティファニーが白塗り・鬘・付け黒子で異母兄に化けて公爵家に出仕して以降、いつバレるかとハラハラして頁をめくる手が止まらず。シャーリー牧師は永久追放したい。冷静なエミリーが清涼剤。

• かなけんのママ

  読了日：2025/02/13

  異母兄の急死で４0歳独身ティファニーの人生に転機が訪れる。18世紀のイギリスが舞台だけど、男尊女卑や黒人差別と一昔前の社会。毅然と立ち向かう彼女の態度にエールを送り、応援してくれる人たちと一緒になって戦っていた。続編があるので彼女たちのその後が知りたい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します