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ISBN 10 : 4480068554
Content Description
人間の心への興味はつきることはない。それらに答える心理学はジャンルも多岐にわたるため、何を読んで学べばよいか、迷う人も多い。そこで本書では、「生物としてのヒト」「個人的な人生を展望する存在としてのひと」「社会的な存在としての人」という三つの側面に着目して、それぞれの名著を一気に紹介する。加えて、それぞれの研究者の関わりが描かれているため、心理学の展開も理解できる。古典から最新の理論までを網羅する入門書!
目次 : 第1章 認知・行動領域―「ヒト」としての心理学(ジェームズ『心理学について』―近代心理学の土台となる思想/ ルリヤ『偉大な記憶力の物語』―記憶力が良ければ幸せか ほか)/ 第2章 発達領域―「ひと」としての心理学(ビネ、シモン『知能の発達と評価』―教育のための適切な検査/ フロイト『精神分析入門』―心理学と精神分析のつながり ほか)/ 第3章 社会領域―「人」としての心理学(フロム『自由からの逃走』―人間の本質とは何か/ フランクル『夜と霧』―人生の意味を問いなおす ほか)/ 第4章 心理学の展開(ロフタス『目撃者の証言』―記憶はどこまで信用できるか/ ヴァルシナー『新しい文化心理学の構築』―普遍と個別を架橋する概念としての文化 ほか)
【著者紹介】
サトウタツヤ : 1962年生まれ。東京都立大学人文学部卒業。同大学院博士課程退学。同大学助手、福島大学行政社会学部助教授を経て、立命館大学文学部教授/研究部長、立命館グローバルイノベーション研究機構副機構長。専門は応用社会心理学、心理学史。2016年4月より立命館大学総合心理学部でも教鞭をとる(予定)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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