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ISBN 10 : 406159706X
Content Description
九歳でジャイナ教の修行僧、ガンジー思想にも共鳴し、八千マイルの平和巡礼を行ったインド生まれの思想家は、自然に対する愛を強調した独自の平和の思想を提唱する。デカルト以降、近代の二元論的世界観は対立を助長した。分離する哲学から関係をみる哲学へ。暴力から非暴力へ。思いやりに満ちた心の大切さを力説し、地球は一つと、相互関係・共生関係に基づく平和への新しい展望を示す。
目次 : 第1部 意味との出会い(自然から学ぶ/ ヒンズーの心 ほか)/ 第2部 全体性の探求(世界への復帰(ヴィノーバ・バーヴェと歩く)/ ソイル、ソウル、ソサイエティ(土、心、社会) ほか)/ 第3部 インドを巡る旅(イスラム、平和の宗教/ コントラストの国 ほか)/ 第4部 関係をみる哲学(「君あり、故に我あり」、敬虔なエコロジー/ 依存の宣言)
【著者紹介】
サティシュ・クマール : 1936年、インド生まれ。9歳で出家しジャイナ教の修行僧となる。18歳の時、還俗。1973年、英国に定住。現在、雑誌「リサージェンス」編集長
尾関修 : 1942年、東京生まれ。東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所を経て、横浜商科大学商学部教授
尾関沢人 : 1972年、東京生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。ドルビー・ラボラトリーズ日本支社勤務の傍ら、音楽活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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