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愛しのオクトパス 海の賢者が誘う意識と生命の神秘の世界

サイ・モンゴメリー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750515038
ISBN 10 : 4750515035
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

タコほど人間とかけ離れた動物はそうそういない―個性豊かなタコたちとの交流を通じて見えてきた、“もうひとつの知性”の可能性。愛すべきタコたちと彼らを取り巻く人々との思い出を綴る。

目次 : 第1章 アテナ―軟体動物の心と出合う/ 第2章 オクタヴィア―ありえないはずなのに 痛みを味わい、夢を見る/ 第3章 カーリー―魚が結ぶ縁/ 第4章 卵―始まり、終わり、変貌/ 第5章 変貌―海のなかで息をする/ 第6章 出口―自由、欲望、脱出/ 第7章 カルマ―選択、運命、そして愛/ 第8章 意識―考え、感じ、知る

【著者紹介】
サイ・モンゴメリー : ナチュラリスト、作家。大人向け、子供向けのノンフィクション20冊を執筆、高い評価を受けている。大人向けの『幸福の豚―クリストファー・ホグウッドの贈り物』(バジリコ)は全米ベストセラーに。オウムの保護活動を取り上げたKakapo Rescueで良質の子供向けノンフィクションに贈られる「ロバート・F・サイバート知識の本賞」を受賞。アメリカの動物愛護団体「全米人道協会(HSUS)」およびニューイングランド書店協会の特別功労賞、3つの名誉学位など、数々の栄誉に浴している

小林由香利 : 翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • こばまり

    やや霊感的とも思える論調に苦手意識を催す向きもあるようだが、私はと言えば著者と共に海中の神秘に目を見張り、老齢蛸の臨終に落涙し、斯くも豊かな青き星に我は生まれと胸がいっぱいになってしまった。どうしよう、もはや蛸が食べられない。

  • ホークス

    水棲生物に興味のある人(私も)にピッタリのサイエンス書である。人間では脳に集中しているニューロンが、タコでは大半が腕に存在する。この腕を使ったコミュニケーション(「味わう」と表現される)、色と形の自在な変化、人間臭い態度など、正に水中のエイリアンである。作家である著者は、水族館のミズダコと長く交歓し、野生のタコにも会いに行き、彼らが世界をどう感じ、何を考えているかを懸命に考察する。その様子は映画E.Tの様に繊細で優しく感動を呼ぶ。3〜4年の寿命で一度だけ出産し子を見送って死ぬ。水族館の生物達も沢山登場する

  • やいっち

    著者は、ナチュラリスト。タコの体には青い血が流れ、三つの心臓が脈打っている。神出鬼没で変幻自在。短い生を好奇心たっぷりに過ごす。多くは単独で生きる。子を孕むと、食べるものも食べず、ひたすら卵を守る。子が孵ったら、力尽きたように間もなく朽ち果ててしまう。

  • ばんだねいっぺい

     生タコが大好きで、しょっちゅう買いに行く。そのタコは、とても賢くて、水槽から脱走してしまうので、タコの退屈しのぎにおもちゃのようなものを置いているというのに驚いた。「小人閑居して不善をなす」という言葉を思い出した。タコと人との交流の話が続く。タコってすごい生き物だ。

  • たまきら

    タコに魅了された著者と、ミズダコのエピソードがたっぷりつまっていて楽しい一冊です。同時に、タコの知性が今話題だけれど、人が気づいていないだけで他の生物も知的なんだろうなあ…という推測が所々出てくるところも楽しい一冊でした。特にアナコンダと心を通わせた飼育員のおかげでヘビたちが次世代を産んだエピソードは、動物園での環境整備とニンゲンとの信頼関係がいかに「妊活」に重要かを考えさせてくれます。…これ、人間も同じなんじゃない?

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