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ISBN 10 : 4791772350
Content Description
ハローキティ、ミッキーマウス、E.T.、くまモン、ドナルド・トランプ、ジェフ・クーンズ、村上隆…。キュートという概念が生まれる前の時代とそれ以後では、人々の意識の何が変容したのか?曖昧で捉えどころがなく、二面性に富む「キュート」の魅力はどこから生まれるのか?人、物、キャラクター、アート作品から考察する。
目次 : 大衆を誘惑する武器としての“キュート”/ エデンの園でギョッとする/ 不確定性原理としてのキュート/ ミッキーマウスとキュートの連続体/ カワイイ―日本という国の新たなカタチ/ 金正日のキュートさ/ キュートと不気味さ/ キュートの擬人化は何が問題なのか/ キュートとモンスター性―ドナルド・トランプの場合/ キュートと、新たに登場した子ども崇拝/ キュートのサバイバル/ キュートとキッチュは一卵性双生児?/ 誠実性崇拝からの脱却/ 「人生は遊ぶ子ども」
【著者紹介】
サイモン・メイ : 1956年生まれ。ロンドン大学キングス・カレッジの哲学の客員教授。2000年から1年間、東京大学哲学科の客員教授として日本に滞在
吉嶺英美 : 翻訳家。サンノゼ州立大学社会学部歴史学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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