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ISBN 10 : 4759820892
Content Description
なぜ人間だけが発明できるのか?人間はパターン、とりわけif‐and‐thenのパターンを識別できるから。パターンを認識できるユニークな能力の遺伝子は、自閉症の遺伝子と部分的に一致するという。人類初の楽器から農業革命、産業革命、デジタル革命に至るまで、自閉症としばしば結び付けられるこの特性が、いかに70000年にわたる人類の進歩を促してきたかを明らかにする。人間の最大の強みの一つと、誤解されがちな自閉症を結び付けることで、異なる考え方をする人たちへの見方を変えるべきではないか、と問いかけている。
目次 : 第1章 生まれながらのパターン・シーカー―アル(エジソン)の幼少時代/ 第2章 システム化メカニズム/ 第3章 5つの脳のタイプ/ 第4章 発明家のマインド/ 第5章 ヒトの脳に起きた革命/ 第6章 システム・ブラインドネス―なぜサルはスケートボードをしないのか?/ 第7章 巨人の戦い―言語vs.システム化メカニズム/ 第8章 シリコンバレーの遺伝子を探る/ 第9章 未来の発明家を育てる/ 付録1 SQとEQでわかるあなたの脳タイプ/ 付録2 AQでわかる自閉特徴の値
【著者紹介】
サイモン・バロン=コーエン : ケンブリッジ大学心理学・精神医学教授、自閉症研究センター所長。600本を超える科学論文を発表した自閉症研究の第一人者。三つの有力な学説、「マインド・ブラインドネス理論」「出生前性ステロイドホルモン理論」「共感‐システム化理論」を提唱。1999年、英国初のアスペルガー外来を開設、1000人以上の患者の診療に携わってきた。2017年、国連で基調講演者として自閉症啓発を行った
篠田里佐 : 愛し野内科クリニック事務長・心理相談員。東京学芸大学卒業。ロンドン大学大学院修了。医学博士、教育神経科学修士、教育学修士。国立国際医療センター研究員、理化学研究所脳科学研究センター研究員などを経て現職
岡本卓 : 愛し野内科クリニック・院長。東京大学医学部卒業。東京大学病院、ハーバード大学医学部講師などを経て現職。医学博士。論文Cell他多数
和田秀樹 : 国際医療福祉大学特任教授・精神科医。東京大学医学部卒業。東京大学病院、アメリカ・カールメニンガー精神医学校国際フェローなどを経て現職。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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