サイモン・セバーグ・モンテフィオーリ

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ロマノフ朝史 1613-1918 上

サイモン・セバーグ・モンテフィオーリ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560098561
ISBN 10 : 4560098565
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

ピョートル大帝からエカチェリーナ大帝、ナポレオン戦争まで。「ロシア帝国三〇〇年間」の栄枯盛衰と人間模様。愛憎相半ばする一族、戦争と革命、陰謀と謀反、弾圧と殺害、性愛と嗜虐…王朝の絢爛たる歴史絵巻と血にまみれた「秘史」を、英国の歴史家が赤裸々に物語る。カラー口絵16頁・地図、家系図・人物紹介を収録。

目次 : 序章 動乱の嵐の中に立つ少年二人/ 第1幕 王朝の隆盛―リューリク朝および初期ロマノフ朝系譜(1500‐1700)(花嫁選考会―登場人物/ 若き修道僧―登場人物/ 銃兵隊の反乱―登場人物/ 酔いどれ宗教会議―登場人物)/ 第2幕 絶頂期の王朝―ロマノフ朝系譜(1700‐1800)(皇帝―登場人物/ 女帝の時代―登場人物/ ロシアのヴィーナス―登場人物/ 黄金時代―登場人物/ 陰謀―登場人物 ほか)

【著者紹介】
サイモン・セバーグ・モンテフィオーリ : 国際的なベストセラー作家であり、各種の出版賞を受賞したその作品は48ヵ国語に翻訳されて刊行されている。『エカチェリーナ大帝とポチョムキン』はサミュエル・ジョンソン賞の最終選考に残り、『スターリン:赤い皇帝と延臣たち 上・下』(白水社)は英国文学賞の年間大賞を受賞した。また、『スターリン:青春と革命の時代』(白水社)はコスタ伝記文学賞、ロサンジェルス・タイムズ伝記文学賞、エルサレムのブルーノ・クライスキー政治文学大賞、米国のJBC年間出版大賞、中国の文津図書賞などを受賞している

染谷徹 : 1940年生。東京外国語大学ロシア語科卒。ロシア政治史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 星落秋風五丈原

    イワン雷帝といえばイリヤ・レーピンの絵画『イワン雷帝とその息子』が有名だ。後継者であるイワンを杖で殴って殺してしまった事に呆然とする姿が描かれている。ロシアの国土を広げた大君であることは確かだが、気分が変わりやすく、周囲は常に彼を恐れていた。杖で殴ったツケは子孫に回ってくる。気分屋の雷帝をうまくあやしたのが、最初の妻アナスタシア・ロマノヴナだ。初代ミハイルからアレクサンドル二世まで書かれており、ロマノフ朝の二大スタ―、ピョートル一世(表紙絵)とエカチェリーナ二世が登場。

  • MUNEKAZ

    イギリス人の歴史家による王朝史。上巻はアレクサンドル1世まで。陰謀やら愛憎やらが渦巻き、ゴシップ満載の猥雑な記述に胃もたれしそうな内容。宮廷という狭いサークルの中で、生死を賭けた権力ゲームに勤しむ人々の姿は、個人と権力が一体となった専制政治のグロテスクな面を見ているよう。ただ同時に上巻は、ロマノフ朝ロシア帝国が成り上がる物語とも読める。タタール人に支配されていた北の辺境国が、ついにはナポレオンからヨーロッパを開放する立役者に。まさに栄光の絶頂というところでアレクサンドル帝は急死し、下巻に続くのである。

  • TK39

    ロシアを支配したロマノフ家の歴史。ヨーロッパの歴史本を読んでいるとロシアは必ず出てくる。ピョートル大帝、エカチェリーナなどどのようにロシアを拡大したのか?スウェーデンやポーランドも一時はかなり勢力を拡大した。ロシアは西欧とは異なる文化、歴史を持つ。一方でエカチェリーナは元々ゲルマン、イギリス王室もゲルマンの血が濃い。というはやはりドイツがヨーロッパの中心か。しかし、男女の話が多すぎて、ちょっと辟易。

  • 気球に乗ってる人

    ロシア史を知っておきたいと思い購入。全体的に記述は淡々として作者のイデオロギーは感じず、歴史上の人物の肉筆・肉声を多く引用して、いわばロマノフ朝時代を一つの物語として把握させようという試みは完全に成功していると思う。注釈も充実しており、訳文はこなれて読みやすい。途中、作者のご先祖様のエピソードが挟まっているのも、歴史のつながりのようなものを感じることができて良かったように思う。上下巻合わせて15000円。「くぅ〜マジか〜」と思いつつレジに持って行ったが、今では十分ペイしたと思ってます!!!!

  • あらい/にったのひと

    なかなか時間かかってますが読み終わり。いやー面白い面白い。文句なしに面白い。自分で人名や相関図をまとめたらもっと面白いかも。いろいろ参考になるし、罵倒の語彙が増えます。やはり歴史の本は面白いですねえ。

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