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ISBN 10 : 4636972341
Content Description
目次 : ●謝辞 / ●本書に寄せて / ●序文 / ●はじめに / 演奏することを職業とする人が、なぜ教えることを学ばなくてはいけないのか / 【第I部 演奏家について】 / ■第1章 音楽性とは何か / 「音楽的に優れている」とは、どういうことか? / 音楽性は学べるだろうか? / 知識によって高められる音楽性 / 音楽の背景と音楽言語を理解する / 人間経験を通して表現力ある演奏を探る / ■第2章 聴くこと / 聴くことを学ぶ / さまざまな聴き方:客観的、批判的、選択的、主観的 / インナーリスニング / 音の知覚とほかの感覚 / ■第3章 テクニック / ユニヴァーサルなアプローチからテクニックを考える / テクニックの身体的特性 / テクニックを安定させる身体的要素 / 楽器音響と発音メカニズム / 動きと正確性 / テクニックに必要な認知プロセス / 音楽家の健康と損傷予防 / ■第4章 練習 / 練習しなくてはいけない? / 練習の目的 / 練習のプロセス / 最適の練習をするための身体と精神の状態 / 時間を最大限使う / ■第5章 演奏 / 本番を想定した練習 / 本番の演奏に関する諸事項 / ステージでの存在感 / 演奏の核にある表現 / 芸術性を深め、影響力を拡げる / 【第II部 教える技術】 / ■第6章 教えるにあたって守るべき原理 / ■第7章 順序を考える / 重要なのは順序 / 初心者レベルの順序を考える / 練習曲、練習曲集、抜粋曲 / レッスン期間が異なる場合の順序を考える / 順序から逸脱した順序 / ■第8章 生徒の自立心を養う / 「生徒に負担をかけない教え方」の問題 / 自立した音楽家の基本的なスキル / 演奏の準備 / 自分でレパートリーを選ぶ / プロ意識を高める / ■第9章 統合して教える / 統合された音楽性 / 名曲をレパートリーとする意味 / 理解したことを偉大な教えにするには / 統合して教えるための方略 / 評価する / 全体を見る / 優先順位を決める:最後のお話 / ■第10章 あなたの教育哲学 / 教育哲学を主張するメリット / 実際に教えていることを教育哲学の基礎にする / 書くという最後の段階 / 【第III部 教えるプロとしての音楽家】 / ■第11章 音楽教室を立ち上げる / 独立したレッスン室 / 教室を運営する / そのほかのプライベートレッスン / 税金を払う / ■第12章 グループ、アンサンブル、クラス授業、そのほかのレッスン / グループレッスン / 評価 / 副科や社会人の学生 / 特別支援が必要な学生にとって有意義な音楽経験 / ■第13章 毎日の考察と課題 / 教師と生徒の関係性 / 保護者に協力を求める / プロとしての倫理 / 保護者と良い関係を築く / 鏡を見る:自分自身の問題を解決する / ■第14章 教えと学びの循環的・相互的作用 / 学び続けること / 共同学習の機会 / ■結論 / ●補遺1.1 本書の使い方 / ●補遺1.2 通年用シラバスの比較 / ●補遺1.3 大学入学前までの準備 / ●補遺9.1 表現力のある音とボーイング・テクニックを結びづける / ●補遺9.2 生徒の評価フォーム / ●補遺10.1 大学教員に応募(就職)する / ●補遺12.1 音楽表現基礎のためのコース目標の例 / ●補遺12.2 中・高等学校で効果的な練習をするためのアドバイス / ●補遺12.3 音楽家のためのユニバーサル・ルーブリック / ●補遺12.4 障害者法、配慮、情報 / ●読書案内 / ●訳者あとがき(久保田慶一) / ●索引
【著者紹介】
コーネリア・ワトキンス : ハート音楽院卒業後、バーモントを拠点にさまざまな音楽祭や演奏会で室内楽やオーケストラと共演を重ねる。1982年にテキサス州ヒューストンに移り住み、ヒューストン大学で修士号を取得。その後、演奏活動を行うかたわら、ライス大学シェパード音楽院でチェロや教育学について教鞭を執る。2018年より、36年間暮らしたヒューストンを離れてウィスコンシンに移り、ノースウェスタン大学のビーネン音楽院で教育学などを教えるほか、音楽教師を育成するクリニックを開催し、音楽教育組織の委員を務めている
ローリー・スコット : テキサス大学(オースティン)音楽人文学習学部准教授。テキサス大学で博士号(音楽教育)を取得後、州内のオーケストラや室内楽と多数共演するかたわら、中学や高校でユース・オーケストラの指導を行うなど教育にも情熱を注ぐ。代表を務めたテキサス大学弦楽プロジェクトは、アメリカ弦楽指導者協会(ASTA)と全米弦楽プロジェクトコンソーシアム(NSPC)より、2008年の「弦楽プロジェクト・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。弦楽クリニックの専門家としても著名で、弦楽器教育や学校教育の分野で活躍している
久保田慶一 : 東京藝術大学音楽学部、同大学大学院修士課程を修了。芸術学修士(1981年東京藝術大学大学院)、音楽学博士(1999年東京藝術大学大学院)、カウンセリング修士(2006年筑波大学大学院)、経営学修士(2009年首都大学東京大学院)。ドイツ学術交流会の奨学生として、ドイツ連邦共和国のフライブルク大学、ハンブルク大学、ベルリン自由大学に留学。東京学芸大学教授、国立音楽大学教授を経て、東京経済大学客員教授、放送大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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