コンラート・ローレンツ

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人イヌにあう

コンラート・ローレンツ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150503550
ISBN 10 : 4150503559
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

『ソロモンの指環』の著者が愛するイヌたちとの心温まる交流を描く、もう一つの代表作

Content Description

夏の晴れた日には、どうせ進まない書きもの仕事など放り出し、ローレンツ先生はイヌのスージとドナウ川に遊ぶ。ハイイロガンやカラスと同様、イヌやネコも先生にとっては、研究対象であり、かつ一日見ていて見飽きない伴侶たちだ。名作『ソロモンの指環』のローレンツが、イヌやネコに対する愛情から発した洞察を、自身の生活を彩った愛らしいイヌたち・ネコたちの肖像とともに綴る、愛犬家でなくとも必読の名作エッセイ。

目次 : はじめに 人と家畜/ 事の起こりは/ 忠節の二つの起源/ イヌの個性/ 訓練/ イヌの慣習/ 主人とイヌ/ イヌと子ども/ イヌを選ぶこと/ イヌの飼育家への訴え/ 休戦/ 垣根/ 小さいディンゴの騒動/ ものいうこと能わざるは、いとうらめしき…/ 愛情の要求/ イヌの日/ ネコの遊びについて/ 人とネコ/ 嘘をつく動物/ ネコめ!/ 動物と良心/ 忠節と死

【著者紹介】
コンラート・ローレンツ : 1903年、ウィーンに生まれる。ケーニヒスベルク大学心理学教授、マックス・プランク行動生理学研究所長などを歴任。1930年代より、魚類、鳥類を主とした動物の行動の研究を行ない、動物行動学(エソロジー)という領域を開拓した。この業績により1973年ノーベル生理学医学賞を受賞。1989年没

小原秀雄 : 1927年生。女子栄養大学名誉教授。専門は哺乳類学(動物学)、人間学、環境科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    5万年前(ローレンツ説)のある日、ジャッカルが旧石器時代人の集団の後を追ってきた。この日がヒトとイヌの出会いの日であった。犬の起源はジャッカル説とオオカミ説があるが、ローレンツはオオカミ系統もあるとしつつ、ジャッカルをより有力なものとする。ローレンツによれば、それ以来ヒトと犬との付き合いは5万年。たしかに、これほど人間と親密になれた動物はいないだろう。一方のネコは、これまたローレンツによれば、家畜化されつつ、これほどに野生を残すものはないという。確かにウチのネコは衰えたとはいえ、今も狩りのチャンスを日々⇒

  • s-kozy

    読友の黒柴アーモンドさんのお勧めで手に取る。「ソロモンの指環」で有名な1973年のノーベル医学生理学賞受賞者・コンラート・ローレンツ博士(比較解剖学・動物心理学)の著書。人間の大切な伴侶、イヌとネコについて書かれている。ローレンツ博士の筆によるので当然、動物行動学について書かれているのであるが、全編に博士のイヌと動物に対する愛に溢れていて読んでいてなんとも微笑ましい気持ちになる。これからも動物達とよい関係を築いていきたい。黒柴さん、ありがとうございました。ローレンツ博士と飼われていた動物達にも感謝。

  • KAZOO

    動物生態論では有名な学者で、本書では犬と猫について書かれています。ほんとうに観察眼は素晴らしく、私も犬を飼っているのでまさにその通りというところがしばしばありました。この本を読むと犬や猫を飼いたくなること必定です。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    毎回、愉快な児童サービス論の授業で先生がお勧めしてくださった本。犬と猫などの動物を「愛玩動物」としての人間より下位の存在ではなく、対等な立場として見た観察眼に愛情がにじみ出ているように感じます。犬や猫の行動を身近な視点でイキイキとして描いているのがいいです。猫が尻尾を踏まれると嫌な訳、大きな相手でも立ち向かう小さな犬の根性、犬同士の喧嘩の行く末が面白かったです。特に一人で放って置かれると知った時の愛犬の様子にさぞかし、ローレンツさんもプルプルと震えたでしょうね。押絵も可愛いです。

  • riviere(りびえーる)

    ローレンツ本2冊目。これまたとてもおもしろかった!私はペットを飼っていないけれど、イヌ、ネコ、サル、トリ、そのほか自由に家に出入りできる動物(笑)を飼っている人ならさらにおもしろく読めるでしょう。60年前の本なので今は否定されている学説も一部載っているけれど、ノーベル賞受賞の知性に加え、鋭い観察眼と天真爛漫でチャーミングな人柄、そして文学的表現力が読者を魅了する。もしかして人間行動学も心得て本書いた?「イヌを選ぶこと」「休戦」「イヌの日」「ネコの遊びについて」「嘘をつく動物」印象に残る。

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