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株式会社規範のコペルニクス的転回 ポスト株主至上主義の生存戦略

コリン・メイヤー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492534342
ISBN 10 : 4492534342
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

株主利益最大化が企業と地球を破壊する。オックスフォード教授が描く格差、貧困、環境にやさしい、次世代に遺したい株式会社の作り方


株式会社制度を使って、社会課題を解決する方法を提示!

経済学のフリードマン・パラダイム信仰を正す!
株式会社のパラダイムを転換する!
ビジネス・リーダーの常識を塗り替える!

オックスフォード大ビジネススクール教授が考える、
まったく新しい企業システム。

金融資本偏重の会計制度をあらため、人的資本、自然資本、社会資本を組み入れるよう提言。


目次

序章 株式会社を使って社会の課題を解決する
1章 目的:信頼される株式会社を作る礎
2章 価値:意識を持った生命体としての株式会社
3章 進化:企業に関する1000年史
4章 所有構造:英米独日の比較からわかること
5章 ガバナンス:自らを省みる存在であるために
6章 成果:地球の命運を左右する会計制度
7章 法:株式会社の正しいコミットメントを引き出す
8章 規制:より高い志を持つべきもの
9章 金融:投資との相互依存関係
10章 投資:インフラ構築への株式会社の貢献
終章 展望:7番目の時代の株式会社に向けて

【著者紹介】
コリン・メイヤー : オックスフォード大学サイード経営大学院(ビジネススクール)ピーター・ムーア経営学教授。1953年生まれ。オックスフォード大学卒業、同大学経済学博士。ロンドン・シティ大学教授等を経て、94年より現職。2006〜11年まで同大学院長を務めた。同大学ワダムカレッジフェロー、セントアンズカレッジ名誉フェロー。金融論のトップジャーナルの編集委員を務める一方、ヨーロッパ経済政策研究センター(CEPR)フェロー、ヨーロッパ・コーポレートガバナンス研究所(ECGI)フェロー、ハーバード大学ハークネスフェロー、イングランド銀行ホーブロン‐ノーマンフェロー、ブリュッセル大学ソルベイビジネススクール客員教授などを歴任。ブリティッシュ・アカデミー「企業の未来」リサーチプログラムのアカデミック代表として、企業と社会の関係の変遷について研究している。こうした活動により、2017年、大英帝国勲章CBE(Commander of the Order of the British Empire)を与えられた

宮島英昭 : 早稲田大学常任理事、同大学商学学術院教授、同大学高等研究所顧問、経済産業研究所ファカルティフェロー。1955年生まれ。1978年立教大学経済学部卒業。1985年東京大学大学院経済学研究科単位取得修了。早稲田大学博士(商学)。東京大学社会科学研究所助手、ハーバード大学客員研究員等を経て現職。財務総合政策研究所特別研究官、東京証券取引所客員研究員等を歴任

清水真人 : 徳島大学大学院社会産業理工学研究部准教授。1978年生まれ。早稲田大学法学部卒業、同大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。早稲田大学法学学術院助手を経て現職。専門は会社法制

河西卓弥 : 熊本県立大学総合管理学部准教授。1975年生まれ。早稲田大学商学部卒業、カリフォルニア大学サンタバーバラ校Ph.D.(Economics)。早稲田大学法学学術院研究助手を経て現職。専門は応用ミクロ経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Hiroo Shimoda

    株主中止主義から脱却し社会資本や自然資本を利益に適切に織り込むべきとの主張は、日系企業には首肯できるものだろう。米国的ガバナンスに違和感を感じる万人が読むべし。

  • kttys

    2週間かけて読みましたが、理解がまだ追いつかない➕理解できていない。詳細をかなり書いたりしているところもあるゆえに、何の話をしていた?と迷子になってしまう。この分野の知識が少ないからだと思うので、再読を始めます。

  • hiro 808

    希少性が金融資本から他の資本へと移行

  • chiro

    市場原理主義に支えられて株主価値の最大化に邁進した企業に対して環境破壊をベースにESG投資へのコミットにより企業価値をはかる動きが出てきた中で株式会社はどうあるべきかを新に問いかけその方向を示した著作。示唆に富んだその内容は現実化される事が望ましいものであるが、トランプのDEIを否定する主張に賛同する企業が少なからず現れた現実を見るとその道は険しいとおもわざるを得ない。

  • tttrecord

    日本語訳のタイトルでは、株式会社規範と謳っているが、株式会社というよりも、社会の在り方への提言がなされていると考えた方がよいだろう。現在の経済社会において株式会社の影響等を考えると、株式会社の在り方が変われば社会も大きく変わるだろうということか。 著者の前著も気になるところ。

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