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戦車兵の栄光 マチルダ単騎行 新潮文庫

コリン・フォーブス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784102406816
ISBN 10 : 4102406816
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ドイツ軍が怒濤の西方電撃戦を展開した1940年5月。イギリス海外派遣軍のバーンズ軍曹らを乗せた新鋭戦車マチルダは、ベルギーで取り残され、孤立無援の単独行を開始することに。大自然との闘い、敵軍との遭遇。襲い掛かる試練をはねのけ、戦車はたった一輛で英仏海峡を目指す。大地を駆け抜け、バーンズが最後に得た勝利≠ニは──。第二次大戦に従軍した人気作家が描く、王道の冒険小説。

【著者紹介】
コリン・フォーブス : 1923‐2006。ロンドン出身の作家。さまざまなペンネームで作品を発表したが、主にコリン・フォーブスの名義で作品を上梓した。第二次大戦中は、イギリス軍の一員として、北アフリカと中東で従軍し、復員後、出版社勤務を経て、1966年にSnow on High Groundでデビュー。映画化された『アバランチ・エクスプレス』(1976年)でも知られる。英国情報部次長ツイードとその仲間が登場する一連のスパイ小説を晩年まで書きつづけた

村上和久 : 1962年札幌市生れ。早稲田大学第一文学部卒業。英米文学・ノンフィクション翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 鐵太郎

    これは、1940年5月16日から26日にかけて、ナチス・ドイツの進撃によって前線後方に取りこのされてしまった一輌の戦車(愛称バート号)が、配置されたブリュッセルの南から、独機甲部隊と歩兵部隊の進撃速度の差によるギャップの間を抜け、英仏海峡沿いにいる味方に合流しようとした物語。戦車長バーンズ軍曹、装填手ペン伍長、砲手デイヴィス、操縦手レナルズら四人は、果たして生きのびることができるのか。これは1969年というこういう冒険小説の黄金時代に書かれたスリリングな戦記冒険小説です。すごいね。

  • まぶぜたろう

    昔懐かし冒険小説、ど直球、どシンプルな敵地横断ネタ。血湧き肉躍るスポーツ戦争ものを期待したんだが、厭戦気分にあふれ、どうも気勢が上がらない。そーゆーもんなんだろうけど。そもそも「敵地横断」ってことは、派手な戦闘を避け、敵に見つからないように隠れながら冒険を続けるわけだから、どーも地味。文章も古めかしい。戦車砲を一発もぶっ放さない、ってどうなの?と、読むのに時間がかかった。危機また危機が続くサスペンス、並行する話がリンクする面白さなど、いいとこいっぱいあるんだけど、どうもノリきれませんでした。(◯◯◯●●)

  • Toshi

    第二次大戦初頭、フランスに侵攻したドイツ軍の攻撃で孤立した英軍のマチルダ重戦車とその乗組員。味方が残る前線までたどり着くことができるのか。 その昔、アリステア・マクリーンやジャック・ヒギンズなど戦争・冒険小説を読み漁った。コリン・フォーブスも読んだはずだが、本書は初読みで、多分初訳。今の基準で見れば、連合国=正義、ドイツ=悪者のステレオタイプだが、久々に王道の戦争アクションを楽しんだ。

  • 海猫兄弟

    WWUヨーロッパ戦線が舞台の戦争冒険アクション。独機甲師団に追い詰められた英仏連合軍がダンケルクから脱出をする史実もスパイスになっている。無線機が壊れたマチルダ戦車で完全に孤立した4名の戦車兵は冷静沈着なバーンズ軍曹の元、友軍に合流すべく北フランスの海岸を目指す。ハリウッド的脚色で盛り上げるお約束とも言える展開が続くが荒唐無稽に陥ることは無い。それはフランス北部の緩やかな平原、農民のリアルな生活、破壊された石造りの街の有様、これらの緻密な情景描写があればこそ。戦争エンタメ作品として平均値は超えている1作。

  • うにだ

    私にとっては読みづらい文章ではあったが、彼らの孤立無援の単独行にハラハラドキドキしながら楽しく拝読した。様々な出会いと別れ、危機や試練との遭遇を乗り越えていく彼ら。私ならあそこまで粘り強く進んでいけるだろうか。

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