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ゾンビ対数学 数学なしでは生き残れない

コリン・アダムス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784774199214
ISBN 10 : 4774199214
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

未知のウイルス感染により、キャンパス内で狂暴なゾンビと化す学生や教員たち。クライグたちは突然のゾンビ襲来に勇敢にも立ち向かう。そう、数学を武器に。命がけで微積分が身につく実用サバイバルホラー小説。巻末に、すばやく微積分を復習できる便利な付録「エリーとコナーの微積分入門」もついて、お得な1冊になっています。

目次 : 第1章 6時間後 生ける屍の授業開始/ 第2章 7時間後 生ける屍の鼠算/ 第3章 7時間30分後 生ける屍のニュートン力学/ 第4章 7時間45分後 生ける屍の速度ベクトル/ 第5章 8時間後 生ける屍の輪舞曲/ 第6章 9時間後 生ける屍の包囲網/ 第7章 10時間後 生ける屍の脳内革命/ 第8章 18時間後 生ける屍の冷たい方程式/ 第9章 24時間後 生ける屍の大団円/ エピローグ/ 付録A 詳細な議論/ 付録B エリーとコナーの微積分入門

【著者紹介】
コリン・アダムズ : ウィリアムズ大学数学教授。専門は低次元トポロジー、特に結び目理論

小谷太郎 : サイエンス・ライター兼大学教員。東京大学物理学科卒。博士(理学)。専攻は宇宙物理学と観測装置開発。理化学研究所、NASAゴダード宇宙飛行センター、東京工業大学などの研究員を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • LUNE MER

    数学を使ってゾンビと闘うというよりは、逃げ切れるか否かの分析、個体数の推移予測などを行っていくという感じ。ゾンビに襲われている最中に理論的な蘊蓄を披露するキャラとか運動部のキャプテンの類はホラー映画だと死亡フラグ以外の何ものでもないが、ばっちりサバイブする。なんとなく生き残った人間同士での抗争という次回作を匂わす終わり方だが、どうなるだろう?

  • タカラ〜ム

    タイトルに『ゾンビ』とあるし内容にも『ゾンビ』は登場するが、本書は間違いなく『数学書』である。導関数、指数関数、正規分布、ベクトル、と次々に数学用語が襲ってくる。文系人間にはゾンビよりも怖い。個人的にはそれなりに面白かったんだけど、そもそもどういう読者をターゲットにしているのかがわからない。微積分の入門書というにはややレベルは高いように思えるが、専門的すぎるわけでもない。ホラー小説、ゾンビ物が好きな人をターゲットとするには数学に寄っている。ネタとしては面白いということかな?

  • アカツキ

    ずーーっと昔に高校時代で習った覚えがある程度ではすぐに限界が来てしまって、数学はわきに置いてストーリーだけ追うことに。工事現場のトイレでロマンスパートが始まったのは笑った。サブタイトルに[数学なしでは生き残れない]とあるけれど、ゾンビに追いつかれてしまうデッドゾーン組の私はやっぱ数学より体力よ!という感想。

  • 猫丸

    高校数学では少々キツい内容。今の高校のカリキュラムには微分方程式が入っていないのが痛い。大学初年級で変数分離型微分方程式を勉強した学生なら楽しく読める。数年前まで実施していた東大後期試験と同程度、というか、そのまま出題できるレベル。「再帰関係」は「漸化式」と読み替えてください。数式を含む本に誤植はあって当然だが、あからさまな間違いはないと思う(勝手に脳内で修正してしまった可能性はあるが)。p.185の「負号」は「符号」ですね。導関数が増減を表すと知った高校二年生なら雰囲気だけ読んで、学ぶ意欲を持てばよい。

  • みっちぃ

    微分積分は高2でやった記憶があるんだが、まったく理解しないで赤点にならなかった程度だったので、当然のことながら意味不明なところも多々。でも数式のところとかは、「数学という名の魔法」を使ってるんだと解釈して、ストーリーを楽しむのに終始した。

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