コフィ・アッタ・アナン

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介入のとき 上

コフィ・アッタ・アナン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000611619
ISBN 10 : 4000611615
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「同時代における最も偉大なグローバルリーダー」(アマルティア・セン)と評価される第七代国連事務総長コフィ・アナンの自伝。国際政治を揺るがす出来事に直面し、いかに事態に介入したのかを臨場感あふれるタッチで描く。ガーナでの子供時代から始まる上巻は、冷戦後に勃発したソマリア、ルワンダ、ボスニア、コソボ、東チモール、ケニアなどの紛争への困難な介入をたどる。

目次 : ピースキーパー、ピースメーカー/ 独立―アフリカでの子供時代/ 守るべき誓約―ソマリア、ルワンダ、ボスニア、そして内戦が多発する世界での平和維持の試み/ 国家主権と人権―コソボ、東チモール、ダルフール、そして保護する責任/ 人びとのための国連―グローバルガバナンス改革と法の支配の回復/ アフリカの運命―戦争と平和

【著者紹介】
コフィ・アナン : 1938年ガーナ生まれ。1997年1月1日より2006年12月31日まで第七代国連事務総長を務める。初めて国連職員から選出され、さらにサハラ以南アフリカ出身の初の事務総長。2001年に国連とともにノーベル平和賞を受賞

ネイダー・ムザヴィザドゥ : 1997年より2003年まで国連事務総長室に勤務。現在はオクスフォード・アナリティカ社のCEOを務める

白戸純 : 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。オランダライデン大学国際公法修士課程修了。1998年より、国連難民高等弁務官事務所で保護・法務担当として、トルコ、旧ユーゴ、ロシア、スーダン、シリア等に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • sayan

    主権は自国民の人権を保障する責任を前提条件とする概念と位置付ける。人道的介入はその独善的な響きと軍事力を伴うことに大きな議論、非難がある。本書は、当時の国連事務総長であったコフィアナンが回顧録という形をとりながら「国家と市民の関係を再構築」としてこの人道的介入にふれている。特に印象的な箇所は、コソボ、東チモールでの大規模な人権侵害に対して、「パワーの現実、兵力の有効性、政治的意思を結集することで市民を深刻な人権侵害から守るための理想に近づく」と言い切っている点である。ルパートスミスへの言及も示唆的だった。

  • 黒豆

    国連事務総長としての和平交渉最前線が描かれている、キーワードは、ソマリア・ボスニア・コソボ・東チモールなど、国連としてアメリカ、中国との関係など微妙なバランスが興味深い。さあ、下巻へ

  • Kentarou Fujita

    R2Pに至るまでの過程が理解できる。 紛争に関わる重要人物とコミュニケーションを直接とることで意志をくみとって解決の方向に導くアナン氏の手法が参考になった。

  • キミ兄

    まだ上巻なのに東チモール、コソボ、ソマリアにルワンダと普通の人の10倍、100倍くらいの経験。迫害される個人の保護が国家の主権より優先されるという国連の転換期の記述が迫力満点。今でも紛争解決に借り出されるゆえん。☆☆☆☆。

  • Masako3

    ☆☆☆ 元国連事務総長アナン氏の回顧録。最初の生い立ちのガーナの下りは興味深かったが、あとは当事者の自己記録なので手放しで読むことは難しい。客観的事実の記載が少なく、自己視点が多い点も分かりにくい。ただ、ボスニアのスレブレニツァの虐殺など恥ずかしながら覚えていない事実もある。ルワンダ内戦、東ティモールなどは良くアエラなどの雑誌で読んだ記憶はある。まだまだ知るべきことは多い。

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