Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• よっち

  読了日：2025/10/22

  中世ヨーロッパの台所をイラストとともに紹介し、当時のキッチンを体験する方法を著者自らが調理して紹介する1冊。中世ヨーロッパのキッチンはどのようなものだったのか、基本のキッチンツールから調理場の火の炉、ストック食材や当時の料理人、料理長や記録官、女性の料理人などについて紹介していて、一方で屋内や屋内の調理方法、肉料理や魚料理、香草を作った料理、果実や甘味、療養食や祝祭料理といった中世料理を実際にレシピと写真付きで30作品以上紹介していて、昔の人々の拠り所でもあった中世の台所の様子はなかなか興味深かったです。

• くさてる

  読了日：2025/12/01

  題名通り、中世ヨーロッパの料理についての本。基本のキッチンツールから料理に関わる人々や歴史について語られたあと、実践編につながる構成で分かりやすかった。レシピにしても実際に自分でも作ってみたいという人への解説が丁寧。写真もカラー図版できれいなんですが、肝心の料理自体は現代人の目から見たらそこまでおいしそうに見えない……というのがちゃんとリアルで誠実さを感じました。面白かったです。

• おさと

  読了日：2025/11/17

  使用人の買い出し話が面白かった。

• hiro6636

  読了日：2025/11/30

  何かでふたをした沢山の壺、鉄の巨釜、燃える竈、なんか粗末な食事等々のイメージを払拭してるのか肯定しているのかちょっと微妙な一冊。壺の蓋が羊皮紙というのは意外。 半分くらい中世ヨーロッパ料理のレシピ。意外と多様な材料をつかっているのだが、いまいち彩りに欠けるのが質素に見える原因かもしれない。

• ganesha

  読了日：2025/11/03

  中世西欧料理研究家による、当時の料理の実践検証。30品ほどのレシピと中世のキッチンにまつわることがたくさん詰まった一冊。修道院菓子についてが興味深かった。ジェノベーゼタルトとレンズ豆のハーブ煮込みが美味しそう。

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