Product Details
ISBN 10 : 491010819X
Content Description
数々の芸術的な工作作品を制作してきたアーティスト、コイズミアヤの初の著書。
彼女の代表作を「うつしかえ」「紐の木彫」「重なる箱」「物語の量と在処」という4つのテーマできりとり、まるで家庭料理のレシピ本のような体裁で、その作り方から作品解説までを贅沢に一冊におさめました。
作品の写真、そしてその制作過程がかいま見える写真なども多数収録。
彼女の作品を目の当たりにした人間は、その細かく美しい手仕事に魅了されます。
どの作品もその根底には書物的なるものが通底しており、本好きにはたまらない工作作品ばかりです。
本書を手にとり実際に工作してみるもよし、詳細な制作工程が書かれたレシピ欄を読んでつくった気持ちになるもよし、工作作品の写真群を眺め芸術的美しさにひたるもよし。
私たちの思考とイマジネーションは、この本によって軽やかに、そして力強く羽ばたきます。
【担当編集者からひと言】
2023年にコイズミアヤさんの個展に初めてお邪魔しその工作作品に一目惚れ、こうした美しく繊細な作品がどのようにしたらできあがるのか、その工程を料理のレシピ本のように書いていただいていたのが本書です。
ちなみに、この企画を思いついた際、1冊の本が頭に浮かびました。
それは、料理研究家の佐藤雅子さんが書いた『私の保存食ノート』というレシピ本。
この本の存在をコイズミさんにお伝えし、これをイメージしていただきながら書いてもらいました。
【著者紹介】
コイズミアヤ : 1971年、東京生まれ。美術家。武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科で、舞台美術デザインを学ぶ。1994年に卒業し、本格的な美術作品の制作をはじめる。1996年から東京のギャラリーを中心に個展を開催。2009年、新潟県長岡市に移住し、新潟や金沢でも発表をはじめ、制作活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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