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プルーデンス女史、印度茶会事件を解決する ハヤカワ文庫

ゲイル・キャリガー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150205829
ISBN 10 : 4150205825
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

吸血鬼や人狼らと人類が共存する19世紀の英国。悪名高き“魂なき者”アレクシアを母に持つレディ・ブルーデンスは、養父の吸血鬼アケルダマ卿からインドでの紅茶調査任務を依頼される。素敵な飛行船に乗りこんで向かった先で、彼女とお仲間たちは、当然のように未知の異界族がらみの国家を揺るがす大事件に巻きこまれてしまい…?恋に冒険にキュートなレディが大活躍。痛快ヒストリカル・スチームバンク、新章開幕!

【著者紹介】
ゲイル・キャリガー : 英国人の母と気むずかし屋の父にって厳格に育てられ、反動で物語を書きはじめる。ふるさとの田舎町を飛び出す口実に高等教育を受け、考古学と人類学の学位を取得。ハンドバッグにひそませたビスケットで生き延びながら、ヨーロッパの歴史ある街をいくつも旅したことも。2009年、『アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う』でデビューするや、読者や書評家の絶賛をあびローカス賞をはじめ三つの賞にノミネート。また同書にはじまる“英国パラソル奇譚”、そして“英国空中学園譚”シリーズはNYタイムズ紙の全米ベストセラー・リストにランクインし、世界中の読者に愛されている

川野靖子 : 熊本大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 佐々陽太朗(K.Tsubota)

    大好きなスチームパンクものに心躍らせながら一気読みのつもりで鼻息荒く読み始めたものの、前半はキャラクターの作り込みが浅く退屈気味。しかしそれも主人公プルーデンス・アレッサンドラ・マコン・アケルダマ(通称ルー)のキャラクターの輪郭がはっきりと見えてくるにつれ、その魅力で一気に押し切ってしまう。母ソウルレス〈魂なき者〉・アレクシアは奔放な魅力を持ったレディとして描かれたが、その娘ソウルスティーラー〈魂盗人〉ルーのおてんばぶりもなかなか魅力的である。どんなレディに育っていくのか、次作が待ち遠しい。

  • sin

    甘いものが苦手な方は気をつけてほしい、ショートケーキを…いやデコレーションケーキをホールで食べさせられた様な読書体験である。わざとらしく人物設定された揃いも揃って美男美女の自意識過剰な登場人物たちのアレヤコレヤのやりとりを見せつけられた後に続く母親の女史とは打って変わってのおままごとのような冒険旅行という感じは否めない内容で…唯一、救いは結末のドタバタした救出劇に際して女史が下した外交手腕のくだりといったところか?いずれにしても成り行き任せの展開に心底疲れた感じです。さあ口直しに紅茶でも頂こうか(笑)

  • green tea

    主人公と、親友のプリムローズが、はきはきして行動的で、賢くて、おしゃれで良いです。パーシーもケネルも全然違うタイプですが、主人公との微妙な関係がラブコメで素晴らしいです。世界観はレトロでファンタジックで相変わらず完璧なディテ―ル。会話がとても楽しいです。華やかな社交界もスリリングな冒険も、ずっと読んでいたくなる面白さです。アケルダマ卿がルーを溺愛してるのが微笑まし過ぎます。

  • 鐵太郎

    アレクシアの娘、プルーデンスの冒険。空を飛んでインドに行って一肌脱いで(笑)大活躍。アレクシアや時系列的にその前の世代のソフロニアは、新しい環境や自分の能力のことでけっこう悩みながら成長していったのだけど、プルーデンスは最初から自分の地位と親たちの七光りとたぐいまれな能力を遠慮なく使うところから始まります。苦労話があるからいいと言う訳じゃないけど、クリス・ロングナイフの冒険を読んだ時のように、どうせなんとかなるんだろうという感触で感情移入しづらい展開だなぁ。

  • オザマチ

    『英国パラソル奇譚』の続編。あの子供たちが…と思い返すと感慨深くなります。みんな変なところばかり親に似ていて面白い…なんて言ったら失礼かな。

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