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フェルメールの世界

ゲイリー・シュヴァルツ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784756254726
ISBN 10 : 4756254721
Format
Books
Release Date
January/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

全作品、拡大で見る!世紀の大修復後、初公開の作品も収録

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
ヒエロニムス・ボス、ピーテル・ブリューゲルに続く「拡大で見る!」シリーズ第3弾。
17世紀オランダの随一の人気を誇るヨハネス・フェルメールの絵画の細部に迫りながら、
この画家の多様な魅力に注目します。
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【コンテンツ】
・フェルメールの生涯
・フェルメールの絵画
・近くもあり遠くもある接点
・色彩とデザイン
・頭飾り、頭部と顔
・カフス、袖、毛皮、生地と襞
・画中画
・製図、測量、秤量
・五感の4つについて
・室内と日用品
・窓と外の世界
・巨匠の筆づかい
・用語解説
・参考文献
・訳者あとがき


《著者情報》
ゲイリー・シュヴァルツ
1940年生まれ。ニューヨーク大学、ジョンズ・ホプキンズ大学大学院で美術史を専攻後、アカデミアではなく在野の美術史研究者として、編集・翻訳・出版に携わる。オランダ美術史研究所(RKD)所属、大学講師、ジャーナリスト、コラムニスト、展覧会キュレーター、コレクターや美術商のコンサルタント、オランダ・フランドル美術の美術館学芸員のための国際協議会「CODART」創設メンバー/ディレクター/ウェブマスター、ブロガー(1995〜)。レンブラント、ピーテル・ヤンス・サーンレダム、ヨハネス・フェルメール、ヒエロニムス・ボスに関する著書、オランダ絵画の世界やオランダ美術の感情に関する展覧会カタログ、主にオランダ・フランドル美術、美術館に関するあらゆるメディアに500以上の記事やコラムを執筆。

熊澤 弘(クマザワヒロシ)
翻訳
東京藝術大学大学美術館准教授。東京藝術大学美術研究科修士課程修了。東京藝術大学大学美術館常勤助手/助教、武蔵野音楽大学音楽学部音楽環境運営学科をへて、2017年4月より現職。オランダを中心とした西洋美術史、博物館学を専門とし、日本国内外の美術展覧会企画にかかわる。主な担当/監修展覧会としては「線の巨匠たち――アムステルダム歴史博物館所蔵素描・版画展」(2008年、東京藝術大学大学美術館他)、「Japans Liebe zum Impressionismus(日本が愛した印象派)」展(2015年、ドイツ連邦共和国美術展示館)、「ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル『バベルの塔』展」(2017年、東京都美術館他)など。著書に『レンブラント 光と影のリアリティ』(角川書店 2011年)、『脳から見るミュージアム アートは人を耕す』(中野信子と共著、講談社現代新書 2020年)、訳書に『ヒエロニムス・ボスの世界』、『ブリューゲルの世界』(小社 2019年、2020年)など。

【著者紹介】
ゲイリー・シュヴァルツ : 1940年生まれ。ニューヨーク大学、ジョンズ・ホプキンズ大学大学院で美術史を専攻後、アカデミアではなく在野の美術史研究者として、編集・翻訳・出版に携わる。オランダ美術史研究所(RKD)所属、大学講師、ジャーナリスト、コラムニスト、展覧会キュレーター、コレクターや美術商のコンサルタント、オランダ・フランドル美術の美術館学芸員のための国際協議会「CODART」創設メンバー/ディレクター/ウェブマスター、ブロガー(1995〜)

熊澤弘 : 東京藝術大学大学美術館准教授。東京藝術大学美術研究科修士課程修了。東京藝術大学大学美術館助教、武蔵野音楽大学音楽学部音楽環境運営学科をへて、2017年4月より現職。オランダを中心とした西洋美術史、博物館学を専門とし、日本国内外の美術展覧会企画にかかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 彼岸花

    現存するフェルメールの37枚の絵を集めた贅沢本。120点ものディテールを拡大した解説が魅力だ。盗難にあった絵も、真偽が分かれる絵もあるが「光の魔術師」は、約400年間も無言の輝きを放っている。実物を近くで鑑賞しても気付かなかった、巧みな技法に心が躍る。一瞬をとらえた画像のように立体感がある。特にフェルメール・ブルーは、言葉にできない神秘の色だ。これに黄色の配色が見事にマッチした、表紙『真珠の耳飾りの少女』と、光の粒子があちこちに散りばめられた『デルフト眺望』が好み。巨大な雲が迫り来る。何て雄大な空だろう。

  • フェルメールが描いたとされる37作品(フェルメール作品か真贋が曖昧なものも含む)を、ミクロな視点で考察している。本自体が少し大判で、全てカラーであるので、絵画がとても見やすく、やっぱりフェルメール作品は美しいなと感じた。美術館などで作品を見るとき、あまり細かい部分までは目がいかないこともあるので、この作品にはこういう視点があったんだと新たな気づきになった。新しい視点で物を見るのは楽しい。フェルメール以外にもボスやブリューゲルのシリーズがあるようなので、そちらも読んでみたい。星4.5。

  • ひほ

    フェルメール好きにはたまらない一冊。時々出して眺め読みたくなる本だけど、ちょっと高くて(写真が多くて仕方ないけど)買えないかなぁ。残念。

  • zoe

    今年彼の地で開かれているフェルメール展は、一同に集まる作品の数で最大規模だとか。有名な少女の画は今月いっぱいで貸出元に戻るらしい。いつか行くなら今でしょですが、やっぱり簡単には行けません。その代わりと言っては何ですが、解説付き図録のような本を読みたくなりました。

  • takakomama

    フェルメールの絵画が拡大されて、頭部、画中画、日用品、窓などデティールの細部まで、じっくりと見られます。専門家でも、人によって絵画の解釈が違います。「窓辺で手紙を読む女」を修復したら、壁に大きなキューピットの絵が現れて、印象が一変! ちょうど来日しているので、ぜひ観たいです。

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