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ハーブの歴史

ゲイリー・アレン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562051229
ISBN 10 : 4562051221
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ハーブとは一体なんだろう? 香草? 薬草? スパイスとの関係は? それとも毒? 答えの数だけある人間とハーブの物語の数々を紹介。人間の食と医、民族の移動、戦争…ハーブには驚きのエピソードがいっぱい。レシピ付。


【著者紹介】
ゲイリー・アレン : フードライター、編集者。ニューヨーク州エンパイアステートカレッジで食の歴史や文化を教えている

竹田円 : 東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。専攻はスラヴ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房

    『文明の洗礼を受けた野生』ハーブを歴史と文化の視点から解説した本。ハーブとスパイス……別物という認識があったけど、両者の間に明確な定義はないらしい。薬用、香料、そして食材として少なくても5000年以上前からハーブは様々に利用されてきたという。メソポタミア文明の食料庫にはローズマリー、コリアンダー、ミント、タイムなどが並んでいた。ガーデニング文化の誕生は紀元前300年前後。花園にも菜園にもハーブは植えられ、しかもそのラインナップは今と変わらない。繁殖力と適応力に優れた『進化の成功者』からもっと恵みを得たい。

  • kinkin

    古代からのハーブとは何か、使われ方、効能、種類などについて解説されて興味深く読めた。しかしハーブの名前とそれに関しての記述が段落ごとに書いてあると読みやすいと思う。またハーブとは違うようなもの(昆布)も書かれていた。レシピも載っているがもともと欧米のものが多く日本の料理には合わないものもいくつかあった。ハーブに興味のあり育て方や種類を知りたい方は、カラーでもっと読みやすい本があるのでそちらをおすすめしたい。「食」のシリーズ。個人的には気にいっている。図書館本

  • Kouro-hou

    ハーブとは何か、スパイスとはどう違うのか? 何でも立場でも時代でも変わるという事で、舶来で高いのがスパイス、そこらの雑草がハーブという分類もあったらしい。もうスパイスでないのがハーブでええわ!という極論の後は、かつてレモンが高級品で手が出なかったのでレモンバーム大人気とか、マサラの味を再現したかった英国人がインド以外の食材でカレー粉を錬成とか、日本を代表するハーブ海苔とか、猫も大好きキャットニップと世界の雑草大集合。雑草をハーブガーデンとして愛で、現在は鉢植えが精一杯であっても伝統は受け継がれているのだ。

  • こぽぞう☆

    あまりにも範囲が広すぎて、出てくる植物が多すぎて、漠然としている。ハーブが、人間が意識的にもしくは無意識に運んだ結果、世界中に広がっていること、現代の世界各地の料理に使われているハーブの起源、などは興味深く読んだ。インゲンマメ、ホウレンソウ、クウシンサイなどもハーブ扱いなのはちょっと。。

  • 秋良

    そもそもハーブの定義が曖昧としていて、かつ種類も用途も多岐に渡りすぎているので、とっ散らかってしまった印象。それほどに多くの場所で古代から使われてきたってことでもある。シソもハーブの範疇らしい。へー!文化と文化が出会うたびにハーブも新しい料理の中へ溶け込んでゆき、人間はどんどん美味しいものを生み出してゆく。美味しいものがたくさんある現代に生まれて良かった。

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