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オリ-ブの海

ケヴィン・ヘンクス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560027288
ISBN 10 : 4560027285
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

交通事故で死んだオリーブについてマーサが知っているのは、大人しくて目立たないということだけ。でも、彼女が書き残した日記の1ページが、マーサの心を強くゆさぶった…。ニューベリー賞オナー賞受賞作。

【著者紹介】
ケヴィン・ヘンクス : ウィスコンシン州マディソン在住。著書に『バースデー・ルーム』『太陽とスプーン』『石のことば』など。『オリーブの海』は2003年度ニューベリー賞オナー賞に輝く

代田亜香子 : 立教大学英米文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mntmt

    12歳の夏。自分のことがだんだんわかって来る時期なんだろうな。悩み多き年頃だけど、大人から見ると、みずみずしい。

  • caramel

    12歳の思春期のキラキラした気持ちや鬱屈した感じ、いっぱい詰まっていて懐かしい気持ちで読みました。凄く甘酸っぱくて、海の爽やかさに包まれるような雰囲気があって素敵でした。おばあちゃんのキャラクターが良かった。

  • つき

    仲よしという訳ではなかった、クラスメイトのオリーブ・バーストウが事故で亡くなったあと、マーサの元にオリーブの母から、日記の切れ端が届けられた。なぜ? という疑問を持ったまま、オリーブは祖母の家に家族旅行へ出かけるのだった。夏の終わりとともに、12歳のマーサはどう変化していくのか。 この時期特有のイライラや葛藤、親との距離感がやけにリアルに伝わってきた。

  • ぱせり

    決して、きらきらと明るいばかりの夏ではなかったはずなのに、清々しい、と言ってもいいくらいの透明さを感じるのは、そこが夏の海だからだ、と思う。海の色に、少し切ないような気持ちになるのは、これが、子どもの時代がほぼ終わっていく名残りの色だと思うからだ。

  • shippo

    自分が12歳だった時を思い出させてくれた本。 世界は漠然としていて、でも凝縮していて、驚く事がいっぱいあったなぁ…。 死んだ同級生のオリーブ。オリーブが行きたかった海。 オリーブのお母さんに、海の水をボトルに入れて持って行くなんて繊細な心は、やっぱりおばあちゃん子だから。このおばあちゃんがまたいいんだなぁ。 子供達のきらきらした生命力に溢れた一夏の生活の中にも確実に死は漂っている。その雰囲気さえ好ましい。

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