オンコネフロロジー がんと腎臓病学・腎疾患と腫瘍学

目次 : 癌患者の急性腎障害/ 癌患者における慢性腎臓病（ＣＫＤ）/ 固形腫瘍や血液学的悪性腫瘍でみられる糸球体疾患/ 化学療法に使用される薬物の腎毒性/ 生物学的癌治療と腎臓/ 腎不全患者に対する合理的な化学療法薬投与方法/ 癌患者の電解質異常/ 腫瘍崩壊症候群/ 腎細胞癌の外科的・内科的管理/ 腎細胞癌と慢性腎臓病/ 造血幹細胞移植後の腎疾患/ 放射線腎症/ 異常蛋白血症と腎疾患/ アミロイドーシス/ 癌患者における閉塞性腎疾患/ 腎移植患者の癌/ 癌、緩和ケアと急性腎障害：透析を推奨するかどうかという難しい決断

【著者紹介】
ケナール・D.ジャバイリー : ニューヨークのＨｏｆｓｔｒａ　Ｎｏｒｔｈ　Ｓｈｏｒｅ‐ＬＩＪ　Ｓｃｈｏｏｌ　ｏｆ　Ｍｅｄｉｃｉｎｅの腎臓・高血圧部門の准教授。ニューヨークのＮｏｒｔｈ　Ｓｈｏｒｅ　Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ　ＨｏｓｐｉｔａｌとＬｏｎｇ　Ｉｓｌａｎｄ　Ｊｅｗｉｓｈ　Ｍｅｄｉｃａｌ　Ｃｅｎｔｅｒの指導医としても勤務、医学部および内科学部門の主要スタッフ。骨髄移植後や化学療法後に腎合併症をきたした患者のケア（オンコネフロロジー）を臨床的に専門としており、米国腎臓学会（Ａｍｅｒｉｃａｎ　Ｓｏｃｉｅｔｙ　ｏｆ　Ｎｅｐｈｒｏｌｏｇｙ：ＡＳＮ）のオンコネフロロジーに関するワーキンググループの創立メンバーの一人である

アブドゥラ・K.サラーフッディーン : １９８８年にＵｎｉｖｅｒｓｉｔｙ　ｏｆ　Ｍｉｎｎｅｓｏｔａの腎臓学部門にフェローとして加わり、約１５年前にＵｎｉｖｅｒｓｉｔｙ　ｏｆ　Ｍｉｓｓｉｓｓｉｐｐｉ　Ｍｅｄｉｃａｌ　Ｃｅｎｔｅｒの主任教授に就任。２００６年に腎臓学のチーフとしてＴｅｘａｓ　ＭＤ　Ａｎｄｅｒｓｏｎ　Ｃａｎｃｅｒ　Ｃｅｎｔｅｒに異動。ＡＳＮのオンコネフロロジーフォーラムの創立時の代表者であり、２０１１年の米国医学研究連盟（Ａｍｅｒｉｃａｎ　Ｆｅｄｅｒａｔｉｏｎ　ｏｆ　Ｍｅｄｉｃａｌ　Ｒｅｓｅａｒｃｈ：ＡＦＭＲ）の理事長も務めた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）