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ヒトは生成aiとセックスできるか 人工知能とロボットの性愛未来学

ケイト・デヴリン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784105073619
ISBN 10 : 4105073613
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
池田尽 ,  

Content Description

ChatGPTと恋愛可能か。ロボットに性欲を実装できるか。最先端の知見を盛り込んだ思考実験。ロボット+人工知能=敵か?伴侶か?

目次 : 第1章 かつてきた道/ 第2章 ロボットは奴隷かコンパニオンか/ 第3章 人工知能と語りあう/ 第4章 恋という字は下心/ 第5章 シリコンの谷間/ 第6章 ロボットとセックスはどう描かれてきたか/ 第7章 セックスロボットの可能性/ 第8章 セックスロボットはディストピアか/ 第9章 セックスロボットと法/ 第10章 不気味の谷を越えて

【著者紹介】
ケイト・デヴリン : ロンドン大学キングス・カレッジ、デジタル人文学部準教授。クイーンズ大学ベルファストで考古学を学んだのち、ブリストル大学でコンピュータ・サイエンスの博士号を取得。専門はコンピュータと人のインタラクションや人工知能。幅広いジャンルのサイエンス・コミュニケーターとして活動している

池田尽 : 新潟県生まれ。新潟県立高田高等学校卒業後渡米。カリフォルニア大学ロサンゼルス校に編入・卒業。日系金融機関に勤務した後に帰国し、通訳・翻訳業務に従事。現在は主に会議通訳者として活動。2012年から3年間、当時民政移管の途上にあったミャンマー政府の要請を受けヤンゴン大学にて通訳官育成プログラムの講義を担当した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 夜間飛行

    ロボットが感情的交流を錯覚させるのは事実だし、性欲を刺激するのも可能だ。倫理の問題として、誰かに似せたロボット、子供型ロボットなどがある。それらは規制するとしても、そもそも欲望に一方的に従う相手がいるのが良いこと?楽しいこと?かどうか。倫理がどこまで個人のものか私にはわからない。欲望や倫理を共有しようとする意識が、政治、家族、性行為など私達の生を包みこんでいるとしたら、AIとのセックスは、自分一人の欲望と倫理観を命綱に宇宙遊泳するようなものだ。でもそれとは別に、人は誰でも人形を愛することがあり得ると思う。

  • やいっち

    何も高性能のロボットでなくとも、ヌイグルミやダッコちゃん人形でも人は思い入れしてしまう。南極や遠洋航海にだっちワイフ(?)を持ち込むとか。人間には想像(妄想)力がある。別に淋しさをまぎらわすためってことじゃなく、一つの新たな慰安のツールとなりうるか。それで人間関係が傷付くとか稀薄になるとかもないのでは? 自分が試すかは別だけど。

  • ぽてち

    なかなか刺激的なタイトルである。とは言え、生成AIは実体を持たないので、人がセックスするためには容れ物が必要になる。それがロボットだ。著者は大学の準教授で、フェミニストでもある。本書はセックストイの起源に始まり、ロボットの概念、最近喧しい人工知能について真面目に考察する。多少のエロさは感じるかもしれないが、扇情的な内容ではまったくない。ぼくにとって、セクサロイド=セックスロボットの概念はおなじみのもので、ようやく現実が追いついてきた感がある。しかしながらまだまだ実際のパートナーのようにはいかないようだ。

  • くさてる

    他の方の感想にもあるように、これは「生成AI」というより、いわゆるセクサロイドは存在できるだろうか、ということがテーマの本です。ある種の人々にとっては単なる面白や猥褻に受け取られたり、或いは不道徳で不寛容に思われるようなテーマに、とてもまじめに、そして誠実な態度で向かい合っていると思いました。

  • 信兵衛

    著者の語りは決して堅苦しくなく、機知にもユーモアにも富んでおり、セックストイを巡る製作発想を聞いていると面白く、結構愉快でもあります。

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