ケイティ・ティージェン

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事件現場をドールハウスに 創元推理文庫

ケイティ・ティージェン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488174064
ISBN 10 : 448817406X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第二次世界大戦で夫を失ったメープル・ビショップ。バーモント州にあるふたりの大切な家を守るために彼女にできるのは、趣味のドールハウスの制作と販売だった。幸先良いスタートを切った折、商品の配達先で農場経営者の死体を発見してしまう。警察は自殺としたものの、納得できないメープルは、保安官を説得しようとドールハウスで事件現場を再現するが‥‥。健気に頑張る主人公を応援せずにはいられないミステリ・シリーズ第1弾!

【著者紹介】
ケイティ・ティージェン : 教員や学校司書として働くかたわら、2024年に『事件現場をドールハウスに』でデビュー。同書はアメリカ探偵作家クラブ(MWA)のメアリー・ヒギンズ・クラーク賞の候補となった。コネチカット州に夫とふたりの息子と暮らす

杉田七重 : 東京都生まれ。東京学芸大学卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鹿ノ子

    このお話のアイデアの元になった女性の話を何かの本で読んだことを思い出しました。その時も思ったのですが見たものを再現できる能力って興味深いですよね。物語の方はエンタメとして十分楽しめて、主人公を応援しながら読みました。面白かった!シリーズが続くようなので楽しみです。

  • あら

    主人公メープルの性格がとても印象に残った。本音を言いすぎて人を傷つけることもあるが、正義感と倫理観は強く、横暴さへの嫌悪感と同時に強く引き込まれる存在だった。犯罪現場をドールハウスで再現する設定も、実在の人物に基づいていると知り納得。フィクションでありながら非常にリアルな作品だと感じた。

  • くた

    まだ、男女差別の激しい1946年、夫をなくしたメープルは、お金もなく、仕事もない中、趣味で作っていたドールハウスを売ることになります。そして、死体を発見し、いろいろあって推理していくのですが、うーん、状況が厳しくて、腹が立つのはわかりますが、最初は、ちょっと言い方がきつすぎるし、ドールハウスという素敵な仕事も、医者や弁護士として働くのとは違うなどと、なんだかメープル自身が差別的だと思えてしまいました。でも、周りと協力するようになって、だんだん面白くなり、最後は爽やかに終わりました。続編が楽しみです。

  • 七瀬 亜依香

    殺人事件を目撃した主人公が正義感と写真記憶力を元に現場をドールハウスで再現するという主題に、男女の不平等さ、戦争が及ぼす人への影響、田舎町の閉鎖的な空気感がまとわりつき、事件の輪郭が変わっていく推理ターンにはドキドキしました。主人公メープルの正義感は愚直で、鬱陶しがられてもいつしかその理性と行動力に周りの目が惹きつけられていく。続刊もあるとのことなので、これからの活躍も楽しみです!

  • 面白かったー!何故か第二次世界大戦後よりもっと昔のイメージで読んでしまったけど、ドールハウスの製作というのが優雅な感じだからだろうか。戦後の混乱や物の不足、女性の生きづらさなどが色々含まれているお話でした。ベンが良い人だな〜と読んでて楽しかったのに後半出番なしで残念。次作も是非読みたいです。

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