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クレプトクラシー 資金洗浄の巨大な闇 世界最大のマネーロンダリング天国アメリカ

ケイシー・ミシェル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794225986
ISBN 10 : 4794225989
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
秋山勝 ,  

Content Description

いま世界には「汚れた金」にまみれたクレプトクラット(泥棒政治家)たちがはびこっている。それは自国の国庫や国民から盗んだ金であり、税収の収奪や賄賂などで得た違法の金である。彼らはその金を「洗浄」して合法的な資産に変えようとするが、その最強の受け入れ拠点はなんとアメリカだった。その額は毎年数十億ドル。アメリカはなぜ、いかにして世界最大のマネーロンダリング天国となったか。その仕組みが構築されてきた過程を詳細に分析し、現代世界の奥底を流れるものの巨大な闇を暴く衝撃の書!

目次 : 第1部 定住強盗(唯一の奇跡/ アメリカ人のようにやってみませんか/ すべてをコントロールして、何ひとつ所有しない/ 首まで浸かる/ 納税者に対する侮辱)/ 第2部 富裕な有名人のライフスタイル(シャベルでキャビアをすくう/ メンサが認めた天才/ 鯉の医者/ アメリカ合衆国VS「スリラー」のジャケット)/ 第3部 アメリカで暗躍する者たち(優良投資家/ 西部開拓時代にも法律はあった/ ぽっかり空いた穴/ 呪われた工場)/ 第4部 匿名の合衆国(新興財閥はただの隠れ蓑/ 骨の髄まで腐っている/ 解禁/ アメリカン・クレプトクラシー)

【著者紹介】
ケイシー・ミシェル : ニューヨークを拠点に活動するアメリカ人ジャーナリスト。ライス大学を経て、コロンビア大学でロシア・東欧・ユーラシアに関する研究で修士号を取得。マネーロンダリングをはじめオフショア口座、ペーパーカンパニー、国外からの政治介入に関する調査報道を行い、『ワシントン・ポスト』『フォーリン・アフェアーズ』『アトランティック』などの主要メディアに寄稿している。ワシントンの非営利シンクタンクであるハドソン研究所のクレプトクラシー・イニシアティブの諮問委員会のメンバーでもある

秋山勝 : 立教大学卒。日本文藝家協会会員。出版社勤務を経て翻訳の仕事に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • パトラッシュ

    国民から盗んだ金で私腹を肥やす各国の泥棒政治家や悪徳実業家が、その資金を合法的な財産に洗浄しているのはどこか。聞いたこともない小国ではなく、アメリカこそ黒い金をロンダリングする最大の拠点だった。政府による厳格な規制がなく、各州は匿名のペーパーカンパニーから税収さえ入れば見て見ぬふりをし、購入できる資産はいくらでもあるのだ。トランプはそんな外国人にトランプタワーの入居権を売り、大統領になると腐敗防止活動を破壊しようとした。プーチンや金正恩の資産もアメリカで増え続けているのなら、反吐が出そうなグロテスクさだ。

  • 香菜子(かなこ・Kanako)

    クレプトクラシー 資金洗浄の巨大な闇: 世界最大のマネーロンダリング天国アメリカ。ケイシー・ミシェル先生の著書。自国の国庫や国民からお金を盗むなんて許せないこと。自国の国庫や国民からのお金は正しく使わないといけないのは当たり前のこと。不正なんてとんでもない。盗んだお金で私腹をこやすなんて言語道断。税収の収奪や賄賂などで得た違法のお金を私利私欲で悪用する人は無責任で厚顔無恥。きちんと処罰されてほしい。

  • Ryosukem90

    NYのアメリカ人ジャーナリストが、匿名のペーパーカンパニーやLLC、金の出所を気にしない銀行家や弁護士、不動産業者によって米国で行われてきた国際的なマネーロンダリングの実態をまとめた本。お金の出所をどの程度気をつけなければならないのか。どこからが「汚い」お金の稼ぎ方になるのか。能力や努力、発想ではなく、「資産を持つ」ことをどう評価し、向き合うべきなのか。資産が政治や社会、個人の機会に悪影響を与えるなら、それをどのように小さくするか。人間の欲望の何を正当化し、何をしないのか。多くのことを考えさせられた。

  • とりもり

    クレプトクラシー=泥棒政治。独裁政権や汚職によって不法に国富を収奪する行為。そしてその資金を洗浄(マネー・ローンダリング)する最大の手段を提供してきたのが、アンチマネロンの旗振り役とも言えるアメリカだったとは…。確かに、ペーパーカンパニーで匿名性を確保できる仕組みなどを主導してきたのは事実だが、何と言ってもオリガルヒなどに不動産による膨大なマネロンの機会を与えて自らも荒稼ぎをしてきた人物が大統領になっていたというのは笑えない。貧困や強権的な政権をなくすためにも、クレプトクラシーの撲滅を。★★★★☆

  • takao

    ふむ

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