Books

世界を旅して見つめたクマと人の長いかかわり

グロリア・ディッキー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784759823998
ISBN 10 : 4759823999
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現存する8種のクマを追って、アンデスの雲霧林からインドのジャングル、そして北極の海に浮かぶ氷原まで、世界各地を訪れる。そこから見えた、クマたちの過去と現在、そして未来とは。開発により生息環境が脅かされているメガネグマ、熊胆を採取するために飼育されているマレーグマ、徹底した管理で数が回復してきたパンダ、人との衝突が深刻化するアメリカクロクマなど、転機を迎えつつあるクマと人の関係はどこへ向かうのか。世界のクマの現状を掘り下げ、野生動物との共生のあり方を考える。

【著者紹介】
グロリア・ディッキー : ロイター・ニュース・エージェンシーで地球規模の気候・環境問題を担当する通信記者。カナダのナショナル・マガジン・アワードの候補、若手ジャーナリストに贈られるリビングストン賞の最終候補(国際報道部門)などに選定されたことがあるほか、環境ジャーナリスト協会の役員も経験している。カナダ出身、ロンドン在住

水野裕紀子 : 東京都生まれ。国際基督教大学卒業(生物専攻)。米国デューク大学環境大学院修了(環境管理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • たまきら

    クマって、実は世界じゅうに分布しているけれどこの8種類しかいないんですよね…ちょっと複雑な気持ちです。まえがきが現在の日本が抱えるクマ問題をそのまま語っていてどきりとしました。WUI(The wildland urban interface)、ごみ、殺処分。このままでは私たちはこの魅力的な動物を自然で見ることができなくなるかもしれない…そんな悲しい思いが頭をよぎりました。餌付けを厳しく禁じ、ごみや果樹園の管理を徹底し(野菜泥棒対策にもなるのでは)、クマに管理番号をつける。対策は早急に進めないといけない。

  • takao

    ふむ

  • Humbaba

    クマはとても強い生き物であり、人間が相対しようとしても結果は目に見えている。ニュースなどでクマに襲われたが、命に別状はない、という報道がされたとしてもそれは文字通り命は取られなかったというだけであって、とても大きなけがをしているちうケースも多い。そのような強い生き物である一方で近くに存在している生き物でもあるので、どう付き合っていくかをよく考えていく必要がある。

  • tama_lion

    世界8種のクマの生息地をめぐり、それぞれの種が抱える保全上の脅威(鉱山開発、熊胆採取、気候変動etc)やヒトとの軋轢を、抑えた筆致でインタビュー主体でバランスよく読みやすくまとめた好著。研究者や保全・保護団体はもちろん、ハンターや果てはクマに襲われた被害者にまで取材していて、ホッキョクグマによる襲撃の描写はぞっとした。ただし世界一恐ろしいクマはずっと小柄なナマケグマで、人身被害の大きさは生物としての「強さ」とはあまり関係がない。

  • Go Extreme

    南アメリカ: メガネグマ アンデス山脈 果物種子散布 生息地減少 保護活動 地元住民協力 エコツーリズム アジア: メガネグマ ナマケグマ 密猟 伝統文化 保護センター 生息地破壊 北アメリカ: アメリカクロクマ グリズリー ホッキョクグマ 気候変動 生息域拡大 人間との衝突 クマの進化と生態: 進化の歴史 種の多様性 食性適応 森林破壊 生態系の役割 保護活動と課題: 環境保護団体 地域協力 密猟防止 政策強化 人間共存 教育推進 クマと人間: 文化的象徴 観光資源 経済影響 神話伝承 野生動物管理

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items