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Complete Works for String Quartet -String Quartets Nos.1, 2, 3, Five Kurpian Songs : Silesian Quartet (2CD)

Gorecki, Henryk Mikolaj (1933-2010)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
CHAN20383
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


グレツキ:弦楽四重奏のための作品全集

「EMI Poland」から2008年に発売されたグレツキの3曲の弦楽四重奏曲に、今回初出となる『5つのクルピエ地方の歌』をカップリングしたアルバム。2枚組ながら特別価格での発売です。
 3曲の弦楽四重奏曲はいずれも晩年の作で、クロノス・クァルテットの委嘱で書かれました。第1番は1988年に書かれた単一楽章の作品で、16世紀の作曲家ヴァツワフ・フォン・シャモトゥイの歌「Modlitwa, gdy dziatki spac ida」(子どもたちが寝るときの祈り)の旋律が用いられています。第2番は『クワジ・ウナ・ファンタジア(幻想曲風に)』という副題を持ち、ベートーヴェンの影響が感じられる古典的な4楽章構成の作品。第3番は1994年から95年にかけて作曲されたものの、2005年まで初演が行われることがなく、楽譜の献辞には「長年この四重奏曲を辛抱強く待っていたクロノス・クァルテットに」と記されています。タイトルはロシアの詩人ヴェリミール・フレーブニコフの詩から採られており、全曲を覆うテーマは、嘆き、哀悼、追悼、慰めと、彼の代表作『悲歌のシンフォニー』に通じるものがあります。『5つのクルピエ地方の歌』はワルシャワ西部の民謡に基づいた合唱曲が原曲。グレツキ自身が「この作品は弦楽四重奏でも効果的に演奏できる」と提案しており、今回シレジアン四重奏団によってそのヴァージョンの世界初録音が実現しました。
 シレジアン四重奏団はポーランドを代表する室内楽アンサンブルのひとつ。コンセルトヘボウ、カーネギー・ホール、ウィグモア・ホールなど世界各地で演奏を行い、2019年にはBBCプロムスに初登場しました。ポーランド国立放送交響楽団の専属アンサンブルとして活動するとともに、1993年から2017年まで国際室内楽フェスティバルを主宰しました。自国の作品を主なレパートリーとし、2017年、グラジナ・バツェヴィチの弦楽四重奏曲全集の録音(CHANDOS)でグラモフォン賞を受賞、2023年にはミェチスワフ・ヴァインベルグの弦楽四重奏曲全集(CD ACCORD)をリリース、こちらも高く評価されています。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
グレツキ:
1. 弦楽四重奏曲第1番 Op.62『すでに日は暮れて』(1988)
2. 弦楽四重奏曲第2番 Op.64『幻想曲風に』(1991)

Disc2
3. 弦楽四重奏曲第3番 Op.6『「…ソングス・アー・サング』(1994-95)
4. 5つのクルピエ地方の歌 Op.75(1999)(弦楽四重奏版)

 No.1: Hej, z gory, z gory!
 No.2: Ciamna nocka, ciamna
 No.3: Wcoraj, dzlwcyno, nie dzisiaj
 No.4: Z Torunia ja parobecek
 No.5: Wysla burzycka, bandzie desc

 シレジアン四重奏団
  Szymon Krzeszowiec(ヴァイオリン)
  Arkadiusz Kubica(ヴァイオリン)
  Lukasz Syrnicki(ヴィオラ)
  Piotr Janosik(チェロ)

 録音時期:2008年2月28-30日(1)、2月23-25日(2)、3月28-30日(3)、2014年5月30日&6月30日(4)
 録音場所:ポーランド、カトヴィツェ、Concert Hall of the Karol Szymanowski Academy of Music
 録音方式:ステレオ(デジタル)
 世界初録音(4)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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